こんにちは、寝袋!です。
みなさんは、BARIGO(バリゴ)の温湿気圧計ってご存知ですか?
上の写真のように、透明なケースの中に入った不思議な精密機械です。
温度、湿度、気圧がひと目でわかる優れものです。
しかも、アナログで動く針や印象的な金属の仕組みが、
インテリアとしてもとても魅力的
なんです。
使い方と、調整方法を説明します。
なんでもデジタルな現代だからこそ、原始的な機械が格好いい!
「え? なにこれ?」
と、友達に聞かれると嬉しい大人の機械です。
バリゴ温湿気圧計の詳細
有名なバリゴ製
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1959.jpg)
金属の3つの円盤
バリゴ温湿気圧計は、黒い台座の上に金属の円盤が3つ重なっています。
その上に、なにやら細かい金属パーツが組み合わさっています。
そして、それらを透明なドーム型のケースが覆っているのです。
初めて見た人は、
「これ、いったい何をする機械?」
と興味がわくことでしょう。
これは、温度と湿度と気圧がひと目でわかる、温湿気圧計なのです。
世界的に有名なBARIGO(バリゴ)というブランドで、ドイツで作られています。
細部の紹介
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1957.jpg)
不思議なメカニズム
ドームの中に、精巧な金属部品が組み合わされているのが見えます。
これが、この機械の中核で、金属の収縮などを利用して、針を動かしているのです。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1960.jpg)
3つの円盤それぞれに針が
3つの円盤には、それぞれ目盛りが刻んであります。
そして、針が回転するように動いて、その目盛りを指し示すのです。
バリゴ温湿気圧計の読み方「ひと目です」
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1968.jpg)
一番上は気圧計
一番上の円盤は、気圧計です。
『Barometer』(バロメーター)
と書いてありますね。
単位は『hPa』(ヘクトパスカル)で、1013hPaで1気圧となります。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/tenkizu.jpg)
ご存知かと思いますが、天気予報でよく目にする数字、あれが気圧を表しています。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1969.jpg)
真ん中が温度計、一番下が湿度計です
2番目(真ん中)の円盤には『Thermometer』(サーモメーター)と書いてあります。
これは、温度計ですね。
そして、3番目(一番下)の円盤には『Hygrometer』(ハイグロメーター)と書いてありまして、湿度計を意味します。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1960.jpg)
簡単に読めますね
上の写真ですと、(斜めで読みにくくてすみません)気温は23℃。
湿度は74%ほどでしょうか?
わかりやすいでしょう?
バリゴ温湿気圧計の調整方法「簡単です」
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1961.jpg)
本体裏に2つの穴が
アナログな機械ですから、誤差もありますし、指針がずれることもあります。
そういう場合は、一度調整してあげる必要があります。
調整と言っても、とても簡単で、マイナスドライバー1本あれば大丈夫です。
本体の裏に、2つの穴が開いています。
これが調整用の穴です。
- 中心の穴が「湿度計」
- もう一つが「気圧計」
の調整穴です。(逆に表記してました。すみません。読者様から指摘されて修正しました)
なぜか温度計の調整は出来ないようです。
詳しい仕組みはわかりませんが、あまり狂わないのかもしれません。
実際、いつも正確な温度を示しています。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1964.jpg)
穴の奥に
調整は、この穴の奥にあるマイナスネジを回して行います。
- 右へ回すと小さく
- 左へ回すと大きく
針の指針が動きます。
これは覚えていなくても、回せば針がググっと動くので、直感的にわかりますよ。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1965.jpg)
今どきはスマホで
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1966.jpg)
どれもわかります
よほど正確に調整する必要がある場合を除いて、今はスマホのアプリで気圧も湿度もわかります。
といっても、おそらくスマホの位置データから、天気予報を読み取っているだけだと思いますが。
その数字を見ながら調整してください。
インテリアとしても楽しいですよ
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1967.jpg)
針が動くのがかわいい
このバリゴ温湿気圧計は、アナログな機械です。
高価な機械式時計と同じで、誤差も大きいです。
ただ、リビングに置いてあると、ついつい見てしまうんです!
台風が接近するときなどは、
「おっ、気圧が下がってきた!」
と、見る見るうちに針が動いていくのがわかって面白いです。
なんだか可愛らしくさえ思えます。
リビングのテーブルの上に置いておくと、何かと話のタネにもなります。
「え? この変な機械はなに?」
と、知らない人は興味津々ですよ。
- アナログな機械が好きな人
- 正確な数値じゃなくて動きを見て楽しみたい人
には、ぜひおすすめします。
また、そういう方へのプレゼントにも喜ばれるでしょう。