こんにちは、寝袋!です。
登山やクライミングの世界で、定評あるウェアを提供しているパタゴニア。
その技術と素材を活かして、優れた街中用のウェアも生み出しています。
私は登山用のウェアからパタゴニアのファンになって、日常や旅のウェアもパタゴニア比率が高くなってきました。
今回は、冬用のアウタージャケットを紹介します。
私が知るだけでも、
- ホークスベイジャケット
- ワナカダウンジャケット
- トップリージャケット
とシリーズが続いています。
少しずつデザインは変わっていますが、基本のコンセプトは同じです。
暖かくて、防水で、格好いいダウンジャケットです。
ダウンウェアで防水性のあるウェアは、そんじょそこらにはありませんよ。(だって絶対に高価になる!)
「冬はこれ一枚あれば、雨・風・雪・何でも来い!」
そういうアウターをお探しの方、パタゴニアにありますよ。
目次
パタゴニアの冬用アウターダウンジャケットの系譜
少し古い話になりますが、パタゴニア公式カタログの「ホークスベイジャケット」の説明に、昔、こう書いてありました。
世界のどの都市にもなんらかの悪天候が訪れるものですが、この多用途型ジャケットがあれば心配ご無用。
過酷なコンディションの中クライミングに挑む、アルピニストのために開発された素材とテクノロジーを駆使し、山での使用に匹敵する悪天候対応型のプロテクションを、都会的なスタイルで提供する。
外側は完全防水で濡れず、中には高品質ダウンが入っていて、
軽いのに暖かく、しかも濡れずに蒸れず、いつもドライ
というアウタージャケットなのです。
私は、冬の旅行や登山への移動のために便利だと感じ、
「欲しい!」
と思いました。
しかし、あいにく懐が寂しく見送って、翌年にモデルチェンジしたものを購入したのです。
私服でもスーツでも、上に一枚着れば、街なかでは最強のシリーズです。
現行はトップリージャケットです
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/27900_ARGR_OM1.jpg)
公式HPより
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/27900_ARGR_OM3.jpg)
公式HPより
このシリーズの2020年の現行モデルは、
トップリージャケット
といいます。
このあと紹介しますが、私のワナカダウンジャケット(1つ前のモデル)と比べてみてください。
ポケットの形状などが多少違うだけで、ほとんど同じです。
正直、「毎回名前を変えないで欲しい」と個人的には思いますねえ。
もう完成されているジャケットなのですから!
私のワナカダウンジャケットで詳しく紹介します
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1942.jpg)
完全防水・透湿性素材
それでは、私の愛用しているワナカダウンジャケットを使って、このシリーズを紹介します。
一度買うと、ずっと使えそうな頑丈さなので、どの時点ででも、
「欲しくなったら買い」
がいいでしょう。
今後、買い換えることはないと思います。もったいない!
完全防水・透湿性
このシリーズは、パタゴニア独自の防水・透湿性素材を使っています。
ゴアテックスのようなもので、
雨は通さないのに、湿気は外へ放出する
というものです。
登山では当たり前の特徴ですが、街なかでは運動するわけでもないので、贅沢な作りです。
暖かいのに蒸れないので、いつもドライな着心地です。
暖かいダウン内蔵
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1949.jpg)
内側はダウン。内ポケットもついています
内側は、700FP(フィルパワー。ダウンの品質を示す)の高品質ダウンが詰まっています。
化繊ではないので、薄くて驚くほど軽く、暖かいのにかさばりません。
ユニクロダウンのように、質の低いものでは、
暖かい=分厚い
となるので、重くかさばります。
「見た目以上に暖かい」
のが、高品質の証拠です。
細部の紹介
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1944.jpg)
左胸のポケット
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1945.jpg)
右胸のポケット
全体的に頑丈な生地で作られています。
「ナイフでも簡単には切れないぞ?」という印象です。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1946.jpg)
ボタンが隠れています
このジャケットの特徴の1つとして、私が気付いたことがあります。
それは、解放されているポケットは1つもないということです。
どのポケットも、ファスナーやボタンで閉じるようになっていて、完璧なプロテクションです。
胸ポケットにスマホや携帯音楽プレーヤーを入れていても、落とすことはありません。
そして、防水なので濡れる心配もありません。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1947.jpg)
両腰のポケット
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1948.jpg)
ここもファスナーで防備。フラップで雨も当たりません。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1950.jpg)
アゴや首にあたるところは起毛フリース
肌に触れやすところは、ちゃんと起毛フリース生地でガードしています。
硬い素材が首周りに当たると、冷たく感じますからね。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1953.jpg)
立体的なひさし付きのフード
フードはもちろん立体裁断で、ひさしのようになっています。
実際に使う時の形に合わせて縫われているということです。
雨でも雪でも、顔にかかりにくくなっています。
フードの内側までちゃんとダウンが入っています。
じつはこれ、取り外すことも出来ますので、用途に応じて選んでください。
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1955.jpg)
袖の内側も風をシャットアウト
せっかくのダウンの暖かい空気を逃さないように、袖口はリブ編みになっています。
風は一切入りません。
こういうジャケットで、案外すきま風がスースーするのってありますよね。
見えないところまで手の込んだ作りでしょう?
![](https://nebukurou.com/wp-content/uploads/2019/09/OVRD1954.jpg)
後ろ側
背面は、前よりも少し長めになっていて、雨や雪からお尻をガードします。
そして、デザイン的にも格好がいいと思います。
街を傘なしで歩くことに憧れて
私は北海道の田舎ぐらしで、車を多用するので、傘はあまり持ち歩きません。
多少の雨や雪では、フードをかぶってそのまま歩くということが多いのです。
そのとき、
- 安物のコートやジャケットだと、濡れるし寒い
- 登山用のレインウェアでは、ちょっと格好が悪い
んですよ。
また、旅行の時も、傘は邪魔になるので持ち歩きたくありません。
どんなときでも、
「フードさえかぶれば完全防水」
な強さが欲しいのです。
「昔から、土砂降りの雨の中を、フードかぶって歩く、ハードボイルド(?)な世界に憧れがありました」
というのは冗談として、
- 私服でもスーツでも
- 高品質ダウンで暖かくて
- 完全防水で
- 雨も雪も風も平気で、
- 軽くてかさばらない
- そして、蒸れない
都市型の完全防備が欲しければ、パタゴニアのHPをのぞいてみてください。
ちょっとお高めですが、安物にはない本物の良さを知ったら、後悔はしないです。
どうせかなり長持ちしますから、
「もっと早く買えばよかった!」
と思うでしょう。
冬の都市では、嫌なものがなくなります。