北海道に移住しよう!




こんにちは、寝袋!です。移住までの記録初回です。

北海道を旅していたある日、コンビニの前でくつろいでいると、ふと靴屋さんが目に入りました。どこにでもあるチェーン店の靴屋さんでした。

飲み物片手にボーッとしていて思ったことがあって、相方(のちの妻)に言いました。

この一言から始まったのかも・・・

「もしこの街へ住んだらさあ、きっとあの靴屋で靴を買うようになるんだよなあ?」

そのとき漠然と、今まで意識していなかった『移住』ってものが、手を伸ばせばすぐそこにあるような、身近なものに感じたのでした。

靴屋を変える。本屋を変える。スーパーを変える。移住といっても大げさなものじゃなくて、そんな小さなことの集まりなだけじゃないか? それがただ一気にやってくるだけで。

考えてみれば、転勤族のサラリーマンは会社の意向で否応なしに引っ越しさせられる。それに比べて移住は自分の好きな場所へ、自分のタイミングで引っ越すだけ。

「なーんだ、簡単なことだ!」

その時の私は・・・

大学を出てメーカーに入社し、まだ3年目でした。

同じ職場の好きでもない同僚と行く飲み会や旅行が大嫌いでした。自由に使いたい給料なのに、今日はこっちの飲み会、次はあっちの飲み会と、どんどんお金も出ていきました。

「俺は同じ金を使うなら、お前たちとじゃなく友達と行きたい!」

「今のこの週末の時間、俺は友達と遊びたいんだよ!」

と思っていましたが、そんなこと言える度胸もなく、ただ付き合って、楽しくもない会社生活を送っていました。

私は人付き合いが下手ではなく、うまく合わせることが出来るほうだと思っています。だから、相手は気に入ってくれるのですが、私は本音を隠したまま、ただストレスが溜まっていく一方でした。

いい人であれば、また誘われる。泥沼のような悪循環。

また、職場の上司を見ていて思っていました。きっと何十年後かに自分もああなってるんだな、と。

もう嫌だ!

そんな夢を持てない毎日の中に、ふと湧いて出た『移住』という誘惑。

「大好きな北海道のあの街で、誰も知り合いがいないあの街で、生きていきたい」

それから毎日毎日、デスクのパソコンで移住のための計画を立てていました。仕事はどうする? 引っ越しの費用は? それとなく退職金の金額を仲のいい事務員さんに聞いたりしていました。

『移住』というと夢があって前向きなイメージがあると思いますが、私の場合、夢だけではなく現在からの逃避の意味も強かったと思います。逃げ出したい欲求と、夢のような生活への憧れとの相乗効果。

まずは相方(のちの妻)に移住することを告げたような気がします。一緒に北海道へ行こう。反対はありませんでした。ただ、「お互いの親をどう説得する?」と言われた。

そう、乗り越えるべき大きな壁がそこにあったのです。

自分の親に北海道への移住を告白する

「俺、会社辞めて北海道に移住する!」

親はいろいろ言ってきました。仕事は? 場所は? 覚悟はあるのか? ○○さん(のちの妻)はどうするんだ?

「まだ具体的には何も決まっていないけど、ゆくゆくは旅の人を迎えるペンションをやりたい」

現在の会社生活のマイナス面は隠して、あくまでも夢へのプラスイメージだけを話したと思います。たぶん親は「逃げ出す」ということは許してくれないと思ったからです。

今になって振り返ってみると、いろいろ質問は浴びせかけられたけど、反対はされなかったような気がします。

私は子供の頃から優等生なお子ちゃまで、「社会はこういうルートで生きていくべき」という模範的な道を歩いてきました。親の期待に少しでも応えよう、期待を裏切るようなことはしないでおこうと思っていました。

そんな私が告げた突然のドロップアウト! 私は猛反対されると思っていたのです。でも、違いました。

「お前の北海道好きはわかっている。お前がやりたいように頑張れ」

というような雰囲気を感じたのでした。

もしかすると、親はもともとこういう人たちで、私が勝手に親のイメージを作り上げ、その期待に勝手に応えようとしていただけだったのかもしれません。私は今まで何をやって生きてきたんだ! バカヤロウ!

相方の親に北海道移住を告白する

「うちの親はそう簡単にはいかないよ? うまくごまかしたほうがいいと思う」

相方の親は私の親以上に厳格な性格で、結婚してすぐに会社をやめて、挙句の果てに北海道に移住するとなると、相当作戦を練らないとダメだという。

うう、結婚の申込みだけでも震えが来るのに・・・。

相談の結果、嘘をついて話すことにしました。

「じつは、大学時代の先輩が北海道で会社をやっていまして、それを手伝って欲しいと言われました。だから、結婚させていただいて、2人で北海道へ行こうと思っています」

これはあっさりOKでした。本心はわかりません。

付き合いの短い私には、窺い知ることの出来ない世界でしたが、さぞ複雑なものがあっただろうと思います。

とにもかくにも、こうしてお互いの親に告白し、私達は北海道移住へ向けて動き出すことになったのでした。

 

 






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