こんにちは、寝袋!です。
登山は、山というフィールドに出かけていく遊びです。
街で生活しているとき以上に、マナーを守りたいものです。
自然に対するマナー。
他人に対するマナー。
同じ趣味を楽しみに来ている仲間どうし、お互いにマナーに気をつけて、気分良い時間を過ごしましょう。
「基本的なマナーは知ってるけど、もっと詳しく知りたい」
「私はほんとうにマナー守ってるのかな?」
という人は、ぜひ読んでみてください。
「これは知らなかった! 気付かなかった!」
というものが、きっと見つかると思います。
目次
挨拶についてのマナー
「山で会ったら挨拶をしよう!」
なんて、当たり前のマナーだと思ったあなた、実はこれ、賛否両論なんですよ?
たいていはみなさん、挨拶はしたほうが良いと思っています。
また、積極的に挨拶はしない人でも、挨拶されて無視するような人は少ないでしょう。
それでも、場合によっては挨拶が面倒で、邪魔なものになるシーンもあるのです。
挨拶に賛成の人も反対の人も、みんなが幸せになれる方法、詳しく書いていますのでどうぞ。
追い越し、すれ違いに関するマナー
登山道でよくある「追い越し」と「すれ違い」。
追い越す場合のマナー、追い越される場合のマナー、お互いに気をつけて気分良く登山を楽しみたいものです。
また、登りと下りのすれ違いでは、どちらが優先なのでしょう?
一般的には「登り優先」と言われます。
ただ、いつも登りの人が先に行くのが「登り優先」ではありません。
下る人が先に行く「登り優先」もあります。
詳しく書いていますので、どうぞ。
テント場でのマナー
歩いているときと違って、長い時間を過ごすテント場。
テント場でお互いに気持ちよく過ごすために、守りたいマナーがあります。
誰でも知っているのに、実は知らず知らずに守れていないマナー。
ベテランでも案外知らないマナー。
初心者には気付かれないかもしれないけれど、ベテランには
「おっ、この人、わかってるねえ!」
と思われるような、そんなマナーがあります。
熊鈴や音のマナー
登山で音は嫌われます。
熊鈴のマナー
音には2種類あって、わざと音を出すのが「熊鈴」(やラジオや笛)です。
みなさん何気なく付けていますが、熊鈴にもちゃんとマナーがあります。
登山口でザックに付けたら、
下山するまで付けっぱなし、鳴らしっぱなし
という人が多いです。
音のマナー
また、テントや小屋で、やりたい放題に周囲に気を使わず、騒音たて放題な人がいます。
そんな人は問題外、ルール違反です。
誰かから注意されるか、怒られるかするまで、気付かない愚か者です。
そうではない人、なるべく音を立てないように、周囲に迷惑をかけないようにしている人のなかに、マナー違反が多いのです。
もしかすると、あなたも「うるさい人」かもしれませんよ?
ぜひ詳しく読んで下さい。
マナーにとらわれすぎない
マナーって、ルールではありません。
「どんなときでも、こうするのが正しい」
「マナーとは、こうするべき」
という、決まりきったものはないのです。
時には正しいマナーが、場合によっては余計なお世話、迷惑になりかねません。
つねに、相手のこと、周囲のことを思いやる気持ちに従って、行動しましょう。
それが本当のマナーだと思います。
マナー違反にうんざりしている人へ
しつこく書いていますが、私がマナーについて信じていることは、
「マナーを守るのは、自分が気分良く登山をするため」
です。
自分がマナーに気をつけていると、見ている人に伝わります。
少なくとも、その日のテント場や山小屋が少人数の場合は、
「あまりマナー違反はしないように」
という空気に支配されます。
ところが、マナーが出来ていない人というのは、どこにでもいます。
歩いているとき、泊まっているとき、誰かのマナー違反にいらだつこともあるでしょう。
でも、イライラしたら負けです。
その日の登山を楽しくするか、つまらないものにしてしまうかは、あなたの心構え次第です。
良い方法、お教えしましょう。