こんにちは、寝袋!です。
みなさん、フーディニジャケット使ってますか?
登山者はもちろん、トレラン、ジョギング、サイクリスト、さまざまなアウトドアシーンで定評ありますよね。
パタゴニアユーザーでなくても、
「これだけは使いたい」
と言わせる、超定番アイテムです。
でも、まったく同じコンセプトで作られて、これもまた超便利なパンツがあるのです。
ジャケットに比べると、それほどメジャーではないのが不思議です。
その名は、フーディニパンツ。
そのまんまですね。
名前だけじゃない、機能もそのまんまの「できるやつ」ですよ。
フーディニパンツとは
85グラムという驚くべき軽さながら耐風性と耐久性に優れたリップストップ・ナイロン100%素材はDWR(耐久性撥水)加工により軽い雨を弾きます。
裾は長めの開口部を備えシューズを履いたままでの脱ぎ着が容易で、スナップ留めを使って足首部分をしっかりと閉じられます。
両脚に暗い場所での視認性を高める反射性ロゴ入り。風雨がおさまったらジッパー式ポケット(補強済みのカラビナ用ループ付き)に本体を収納できます。
フーディニパンツの詳細
それでは、パタゴニアの傑作ウインドブレーカーパンツ、フーディニパンツの詳細を見ていきましょう。
各部の詳細
フーディニパンツは、すぐに脱ぎ履きがしやすいように、裾が大きく開きます。
ジッパーは(おそらく軽量化のため)使わず、樹脂製のシンプルなボタンで止められています。
登山靴は履いたままでは無理ですが、ジョギングシューズ、トレランシューズでは、楽に脱ぎ履き出来ます。
裾のボタンは2箇所で止めることができます。
また、伸縮性のゴムが半周回してあり、裾がピラピラとなびいて邪魔になることはありません。
腰回りは伸縮性のあるゴムですので、履くのも楽です。
ヒモはよほどのことがない限り、しばる必要はないです。私は過去ゼロです。
ちょっと写真では分かりづらくて申し訳ないですが、左足の前と右足の後ろに、反射材の「patagonia」ロゴが付いています。
夜中のジョギングで視認性をアップさせますし、見た目もいいです。
フーディニといえばパッカブル
フーディニシリーズですから、当然、パッカブル(ポケットにスタッフバッグ代わりに収納できる)です。
フーディニパンツには右前に1つだけ、ジッパー式のポケットが付いています。
ジッパーを開けて、ぐいぐいと中に押し込んでいくと・・・
あっという間にこんなに小さくなります。
90gほどですから、軽いしコンパクトなので、カバンの隅にいつでも忍び込ませておけるのが便利です。
フーディニパンツの使い勝手
フーディニパンツに興味ある方は、おそらくフーディニジャケットを使用されていると思います。
ですから、
「あ、もうフーディニジャケットと一緒ですよ!」
で、わかってもらえると思います。
参考までにフーディニジャケットの記事も読んでください。
簡単にいえば「着ると暑い、脱ぐと寒い」という状況で、ほんとうに薄いバリヤーを着るのです。
風はシャットアウトされ、しかも汗をかいてもベタつかず、まったくムレないのです。
もしあと少し厚みがあったら、あと少し薄かったら、きっとこのバランスは達成できなかったでしょう。
偶然か必然か? パタゴニアはこれを狙って生み出せたのでしょうか?
ジャケットの記事で、
「半袖シャツの上に着て、汗をかいても腕(の素肌)にくっつかない」
と書きました。
パンツの場合も、短パンの上でもベタつかないのは同じです。
たとえば、都心部でジョギングする人は、短パンで街中を移動するのは恥ずかしいでしょうが、フーディニパンツを履いていけばいいんです。
走り始めて暑くなってきたら、さっと脱いで収納し、腰に下げて走り続けられます。
私は、北海道でトレーニングのためにジョギングしていますが、
- 春から秋は、下着の上にフーディニパンツ
- 冬は、ウインドシールドパンツの上にフーディニパンツ
で走っています。
ちなみに低山のトレッキングにも、ウインドシールドパンツ&フーディニパンツで登りに行きます。
自転車に乗るときも、寒いときは履きますね。
最後に
あまりに有名で人気のフーディニジャケットに比べて、フーディニパンツの方はあまり話題にものぼりません。
「どうして?」
と、フーディニパンツのファン(ジャケットももちろんですが)としては、ぜひ紹介したいと思っていました。
いいえ、きっと人気なんだろうと思います。
パタゴニアのサイトでも、ずっと形が変わらず販売され続けていますから。
登山者、ジョギング、サイクリング、トレラン・・・うーん、合わないアウトドアシーンが見当たらない。
超万能ウインドブレーカーパンツ、ぜひ使ってみてください。
カバンの中からいつでも登場する、便利アイテムですよ。