こんにちは、寝袋!です。
2019年、パタゴニアのR1フリースが、20周年を迎えました。(2020年秋追記)
新しいカタログが送られてきましたが、ラインナップがけっこう変更になったようです。
これからR1フリースが欲しいと考えている人にわかりやすいように、ラインナップをまとめてみました。
また、パタゴニアが公式動画としてアップしている、
『R1でデキたこと』
という動画が秀逸なので、紹介します。
目次
パタゴニアのR1フリースとは?
パタゴニアのR1フリースは、世界最高の登山用フリースです。
適度な保温性を持ちながら、通気性を両立している、
レギュレーターフリース
というものを確立しました。
動いている時は涼しく、上に何かを羽織った途端に暖かくなる。
登山者なら誰でも知っている、スーパーアイテムですね。
フリース=パタゴニア
そもそも、フリースというもの自体、パタゴニアがこの世に作り出したものです。
パタゴニアが、現ポーラテック社と共同で作り出して、世の中に送り込んだ登山用衣類、それがフリースというものです。
現在、ほとんどのブランドが、ポーラテック社の素材を使って、フリースを製造しています。
しかし、極端に言えば、
「パタゴニアが新しいフリースを作り出すために開発した素材を、他のブランドにも使わせてあげている」
という表現がピッタリ来ます。
ポーラテック社とパタゴニアとは、そういう関係なのです。
パタゴニアのフリースを越えるものは、他のブランドは作れない理屈ですね。
とくに、R1に使われる、ポーラテック・パワーグリッドという素材は、パタゴニア専用で、他では使用できません。
『R1でデキたこと』R1が一瞬で好きになる?動画
R1を使って大好きになってしまった人間は、こうなってしまうのでしょうか?
それはともかく、こんな高揚した気持ちになることは、理解できます。
R1ラインナップの変更点
2019年に変更された、R1のラインナップの変更点を表にしてみます。(2020年追記)
これまで | 2019以降 |
R1フーディー | R1プルオーバーフーデイー |
R1フルジップフーディー | |
R1プルオーバー | R1プルオーバー |
R1フルジップジャケット | 廃止 |
ーーー | R1クルー |
- フーディータイプが、ハーフジップとフルジップの2タイプに分かれました。
- それにともない、フルジップのフードなしが廃止されました。
- 新しくクルータイプが追加されました。
R1プルオーバーフーディー
従来どおりの、プルオーバータイプのフーディーです。
もう変えるところがない、完成品といっていいでしょう。
R1をまだ持っていない人には、これをまずオススメします。
比べると、フルジップよりタイトなのがおわかりいただけますか?
これがいいんです。
写真をクリックすると、公式サイトでより詳細な説明やレビューが見れますよ。
信頼の置ける温かいレイヤリング・アイテム。バラクラバ・スタイルのフード、ハーネスやパンツの下にたくし込んで着用できる長めの丈、スリム・フィットなど高山で役立つ機能を備え、クライミングやスキーツアリングに最適
R1フルジップフーディー
プルオーバータイプより脱ぎ着のしやすいのが長所です。
両腰にポケットが付いていますし、ややゆったり目のシルエットです。
クライミングではない登山、トレッキングには、こちらのほうが使いやすい面もあると思います。
写真をクリックすると、公式サイトでより詳細な説明やレビューが見れますよ。
岩場からトレイルまで、クライミング、ハイキング、マウンテンバイキングなどさまざまなスポーツで活躍する多用途型のフルジップ・フーディ。涼しい天候下でのアクティビティで保温性と動きやすい機能性を提供
R1プルオーバー
フードがいらない人には、こちらです。
一番幅広く組み合わせて使えます。
写真をクリックすると、公式サイトでより詳細な説明やレビューが見れますよ。
冷涼な天候下のアクティビティで保温性と快適さを提供する、これなしでは出かけられないというほど定番のシンプルな中間着
亜種①テックフェイスシリーズ
レギュレーターフリースの亜種として「テックフェイスシリーズ」というのがあります。
生地の表面がややツルッとしていて、多少の耐風性をもたせたシリーズになります。
ややアウター向けにシフトしていて、使う人を選ぶと思います。
亜種②R1エアシリーズ
2020年11月、生地が大きく変わった「エア」というシリーズがラインナップされました。
生地がスカスカに軽くて通気性に特化しているように見えます。
現在は発売前なので実戦レビューはまだ上がってきていません。
写真をクリックすると公式サイトの解説とレビューが見れます。
まだ実戦レビューが少ないので、あくまでも想像ですが、テックフェイスとは逆にインナー側にシフトした雰囲気です。
生地の強さは大丈夫なんでしょうか。
初めてのR1なら
いくつかR1を使用したことがある人は、それぞれどんな使い勝手なのか、想像できると思います。
しかし、もしあなたが初めて、
「R1シリーズを使ってみたい」
と考えているなら、
R1プルオーバー・フーディ もしくは、R1プルオーバー のどちらかを選ぶと、後悔はしないでしょう。
長年(それこそ20年)、少しずつ作り込まれてきた結果の完成品だからです。
他のものが使い方によって評価が分かれるのに対し、これら2つは、
誰でもかならず便利だと感じる
アイテムです。
ぜひ、R1を使って山へ行ってみてください。
動画で楽しそうに浮かれている、あの人達の気持ち、たぶんわかりますよ!