パタゴニアのレッドビーンチリ「山どころか家でも美味しい」




こんにちは、寝袋!です。

私はパタゴニアの登山ウェアが気に入っていて、いくつかのアイテムを愛用しています。

機能・性能に優れていることに加えて、再生や自然保護を考える企業理念に共感できることも理由です。

さて、そんなパタゴニアですが、なんと食品も作ってるんです。

まあ、私は最初、

「いやいや、パタゴニアはいいウェアを作ってくれればいいから!」

と思って見向きもしなかったのですが、いくつか試しているうちに、すっかりファンになってしまいました。

「山で便利で食べやすい」からだったんですが、なんと家で食べても美味しいごちそうレベル。

とくに、「オーガニック・レッドビーン・チリ」というスープは絶品です!

調理方法や、購入前に気になるんじゃないかということをまとめてみました。

山へ行くときのために買いだめしてるのに、家族が食べたがるのでどんどん減っていく・・・

保存食としては本末転倒?な美味しさ、一度お試しあれ。

パタゴニアの食料品「プロビジョンズ」

おすすめしたいこの2品

昔の私「はあ?パタゴニアの食料品?」

パタゴニアのHPを見ていると、食品のページがあることは知っていました。

でも、正直言えば、私はこう思っていました。

「ウェアがいいからって、余計なことに手を出していないで、本業に集中して欲しい」

「パタゴニアは好きだけど、食品はどうでもいいわ!」

パタゴニアが食品を作る理由「なぜ、食品なのか?」というエッセイを読んでも、共感はできても、手は出しませんでした。

今の私「けっこう食べてるなあ」

それが知り合いに食べさせてもらったことをきっかけに、少しずつ興味を持ち、自分でも買って食べるようになったんです。

「パタゴニア、うめえ」

なんて言う始末で、今では家族も大好き。

「今日御飯作りたくないから、パタゴニアから作ろうよ」

と言われ、泣く泣く放出するまでになっています。

ただ、私は数種類愛用していますが、オススメしたいものとそうじゃないものがあります。

私がこれまでに食べたものは・・・

これまでに食べたもの

1回しか飲んでません

レッドビーン・チリ

赤えんどう豆を使ったスープで、お湯を入れて少し茹で、10分ほど待つだけで完成します。

おそらく、パタゴニアの食品で一番人気だと思います。私もオススメ。

フリーズドライとは思えないくらい、豆の食感がいいんです。

スープといってもかなり豆のボリュームがあって、これだけでもかなり満腹になるレベル。

スパイシー・レッドビーン・チリ

上のレッドビーン・チリの辛いバージョンです。

ノーマルでもカレーの中辛ぐらいあるのに、これはかなり辛いです。

個人的には、ちょっと辛すぎて味がもったいないと思ってしまいます。

セイバリーグレインズ・マッシュルーム+カムット

よくわからない穀物がごちゃまぜになったものです。

日本ではないどこか(南米か?)の主食としてありそうな、異国情緒あふれる食べ物です。

「お米の変わり?」と思って食べていますが、サラダとかでもいいみたいです。

フルーツ+アーモンド・バー

オーガニックな素材を使った、エネルギーバーです。

「子供のおやつに・・・」なんて書いてありますが、ちょっと贅沢です。

一度山での行動食に使ってみましたが、適度な硬さで食べやすかったですよ。

美味しいのですが、私は身近で手に入る安物で済ませています。

ロングルート・ペールエール(ビール)

350ml缶1本で500円近くするビールです。

ビジョンには共感できますが、正直それほど美味しいとは思いませんでした。

お酒に関して、違いがわからない男なんです。

缶は今でもとってありますが、1度しか買っていませんねえ。

一番おすすめ「レッドビーン・チリ」

まずはこれを食べて欲しい

私が食べた中で、一番オススメしたいのが、オーガニックスープの「レッドビーン・チリ」です。

これは私だけじゃなく、家族も1番人気。

調理方法など紹介します。

賞味期限について

賞味期限は1年ほどだと思います

この商品に限らず、パタゴニアのサイトで買おうとすると、

「賞味期限が1ヶ月以上残っているものをお送りいたします」

と書いてあります。

「1ヶ月しかなかったら、まとめ買いして保存しておく(送料節約)のに不便だな」

と思ったのですが、実際は、毎回1年近く賞味期限が残ったものが送られてきます。

おそらくですが、1年ぐらいなんじゃないかと思っています。

レッドビーン・チリの調理方法

袋を開封すると中身はこんな感じ

まずはお湯を480mlわかします

1袋まるごと作ると、2.5人分のスープになります。

お湯を480ml(だいたいでOK)沸かして・・・

全部入れます

沸騰したらそこにレッドビーン・チリを1袋投入します。

「おいおい、豆しか無いやん」

とたぶん思うでしょう。すごい量の豆ですから。

1分ほどかき混ぜつつ

投入したら、弱火で1分ほどかき混ぜます。

フタをして9分待つだけ

そうしたら、フタをして9分間待ちましょう。

標準的な調理はたったこれだけです。

スープがドロっと

サラサラだったスープがとろみを帯びて、日本人にはスープというよりシチューに近い感覚です。

スパイスが目で見える形で残っていて、たくさんの種類が入っているのがわかります。

いい香り。

作り方はインスタントと同じレベルでしょう?

とても簡単ですし、お湯を沸かして1分煮込むだけなので、燃料消費が少ないのもアウトドアではいいところです。

どんな料理?

レッドビーン・チリは、標準で作ると少しドロッとしたシチューのようなスープです。

ところが、

「じゃあ、ご飯とおかずとこのスープで」

と考えると、かなりヘビーな食事になってしまうでしょう。

大量の豆が入っているので、満腹感があるのです。

とてもスープという感じじゃないですよ。

お湯を少なくすれば豆のスパイシー煮込み料理みたいなものですので、おかずとして考えたほうが間違いがないです。

むしろ、私などはこれだけを食べて食事にすることも、けっこうあります。

量はどのくらい?

シェラカップだと5杯から6杯あります

説明どおりの分量で作ると、2.5人分のスープになるはずですが、シェラカップで5杯から6杯分あります。

主食が他にあるなら、「5人分のスープ、しかも食べごたえあり」となるでしょう。

もし大人の男がこれだけを食べるとして、2人で分けるとお腹パンパンですよ。

いきなり山で作ってしまうと、食べきれずに困ると思いますから、事前に作ってみて感じをつかんでくださいね。

「スパイシー」との違いは?

私の感覚では、ノーマルの「レッドビーン・チリ」で、「カレーの中辛より少し辛いくらい」です。

スパイスが効いているので、辛さ以上に熱く、汗が出ます。

「スパイシー・レッドビーン・チリ」はカレーの辛口を上回りますし、まるでインドカレーを食べているような発汗ぶりなので、辛いのが苦手な人はやめたほうが無難かと。

とくに山の食事としては、喉が渇きやすそうなので・・・。

山でも最高だけど、家でも美味しい

ホームページで紹介されている調理方法では、チーズをかけたりしてます。

おそらく中南米の料理を調べれば、いろいろなレシピがありそうです。

ご飯よりパンが合いそうなスープです。

私は(家では)ソーセージを細かく切ったものを混ぜるのが好きです。

登山用としては、私はジップロックに5つに分けて持って行き、5食分のスープとして使います。

山ではカレーが美味しいものですが、この豆スープはスパイシーで疲れていても食べやすいですよ。

セイバリーグレインズ・マッシュルーム+グレインズ

なんだこれ?

次に、セイバリーグレインズという商品について説明します。

「クスクスのような・・・」と説明してありますが、私はクスクスを食べたことがないので、よくわかりません。

私はお米のかわりの主食として食べています。

賞味期限について

レッドビーン・チリと同じで、約1年ほどの賞味期限だと思います。

サイトで書いてある、1ヶ月という残りで届いたことがありません。

セイバリーグレインズの調理方法

お湯を沸かします

セイバリーグレインズは、1袋で2食分になります。

お湯を240ml沸かして、沸騰したら、そこに1袋投入します。

ドバッ

細かくて乾燥したものが混ざっているので、風の強い日は要注意です。

入れるとこんな感じです

大きめの乾燥素材と、細かいゴマのような乾燥素材がドシャッと入りました。

ちょっと混ぜたほうがいいです

少しスプーンなどでかき混ぜて、お湯に浸したほうがいいです。

10分待つだけ

そうしたらフタをして、10分間待つだけです。

これも超簡単ですよね。アルファ米と同じレベルです。

これは、なに? 食べられるの?

どんな料理?

かき混ぜるとこうなります

セイバリーグレインズは、何種類かの穀物が混ざったご飯のようなものです。

私はあまり詳しくないのですが、キヌアという穀物がメインなのかな?

マッシュルームなどは、食べているときは食感としてはよくわかりません。

お湯に入れる前まではよくわかったのですが、混ぜてしまうと香りで主張するぐらいでした。

これも、日本ではないどこかの人たちが、日常的に食べているところを想像できる感じです。

美味しくて便利だけど・・・

このセイバリーグレインズ自体はとても美味しいです。

しかも作るのも簡単ですし、栄養価も高いので、山でもいいでしょう。

ただ、自分の感想では、

「お米でいいかな」

と思ってしまいます。

クスクス?の食感も慣れませんし、家で食べるならいいですが、

「山ではあえて食べる理由はないかな」

と思っています。

パタゴニアのビール(ロングルート・ペールエール)

ビールについては、私はお酒の味はよくわからないので、評価しないことにします。

飲んだ感じでは、とくに美味しいということもなく、普通でした。

いつも飲み慣れているビールがあることですし、高いお金を出して飲むことはしないと思います。

私が買うのは、自分で飲むときじゃなくて、山好きの知り合いにプレゼントするときです。

缶のデザインがパタゴニアのロゴなので、物珍しくてけっこう喜ばれるんです。

まずはレッドビーン・チリを食べてみて!

アウトドア用の食料品って、「美味しい」というのは、「それほどまずくない」という感覚です。

普段と同じような感じで食べられれば「じゅうぶん美味しいよね」となると思うんです。

例えば山用のインスタント食を山では美味しく感じても、家で食べたいとは思わないですよね?

でも、パタゴニアの食品「プロビジョン」は、アウトドアで便利で美味しいだけじゃなくて、家で食べても美味しいというのがすごいです。

普通に調理して、食卓に出したとして、絶対にフリーズドライとは気づかれないです。

「これ、どうやって作ったの?」

って聞かれると思います。

送料かけてまで買うのはどうかと思いますので、なにかパタゴニア製品を買うときに、ついでに1度試してみてほしいです。

そのときはぜひ、オーガニック・レッドビーン・チリを最初にどうぞ。

美味しくて驚くと思いますよ!

最初に書きましたが、

「山で食べるために買ってあるのに、どんどん減っていく困った保存食」

が嘘ではないとわかってもらえるはずです(笑)

パタゴニア プロビジョンズ

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