「初めて・失敗したくない」鳥海山はどっちまわりがおすすめ?




こんにちは、寝袋!です。

今回は、「初めて鳥海山を登ろうとしている人」に向けて、ルートを決めるアドバイスをしたいと思います。

ルートを決めるといっても、ほとんどの人が最初は鉾立登山口を選択すると思いますので、問題はそのあとですね。

「千蛇谷から登る?それとも外輪山から登る?」

初めて登る人はいろいろ不安でしょうし、反面、どうせなら鳥海山を味わい尽くしたいと考えているはず。

「どこから登ってもいいものですよ!」

と言っておけば無難なのでしょうが・・・

私は圧倒的に、「千蛇谷から登って外輪山から降りる」周回コースをおすすめしたいです。

同じようで満足感は全然違うと思っていますので、初めての人はぜひ読んでみてください。

鳥海山を1回目でなるべく味わい尽くしたい欲張りな人、どうぞ~。

東北を代表する人気の百名山「鳥海山」

鳥海山は季節問わず大人気ですね

日本各地の山を登ってきた人に、

「今まで登ってきた山でどこが好きですか?」

と質問すると、北アルプスの山々の次くらいに名前が出るのが東北の名峰鳥海山。

日本海を望む展望、山体崩壊で出来たダイナミックな山容、チョウカイアザミなどの豊富な高山植物、山頂へ至る岩登り。

さらに、ロングコースで手応え十分な達成感もありますし、それでいて整備が行き届いた登山道。

幅広い人達に人気があるのは納得です。

初めて登るんだけど、どこからどのように登る?

鳥海山の鉾立ルート概略図

まずは鉾立登山口

初めて鳥海山に登ろうとすると、ほとんどの人は鉾立(ほこたて)登山口を選ぶことになると思います。

鳥海ブルーラインでアクセスも良いですし、登山口には山荘や食堂など施設も充実していますから。

単純なピストンはもったいない

その鉾立登山口から、一番短いコースとしては千蛇谷を登り千蛇谷を降りるピストンコースです。

でも、それはもったいないです。ピークハントだけが目的だとしても、ピストンだけは避けたい。

途中の分岐点から、千蛇谷コースと外輪山コースにわかれますが「一方から登って他方で降りる」という周回コースを選ぶのは大前提。

片方しか歩かないのは、ラーメンの麺だけ食べてスープを飲まないようなものです。

言い過ぎかな?

千蛇谷から?外輪山から?

千蛇谷から?外輪山から?

登山地図のコースタイムでは、

  • 分岐点➡千蛇谷➡山頂➡外輪山➡分岐点=4時間
  • 分岐点➡外輪山➡山頂➡千蛇谷➡分岐点=3時間30分

となっています。

同じルートを周回方向を変えるだけなのに、30分も違いますね。

でも実際には、体力的にはほとんど差はないですし、仮にこれが1時間違うとしても、

「絶対に千蛇谷から登って、外輪山で降りたほうがいいよ!」

と私ならアドバイスしたいのです。

その理由を、熱く語らせて下さい!

千蛇谷➡外輪山への周回をおすすめする理由

千蛇谷から山頂を見上げながら登れる

千蛇谷は登りでも景色が目に入るのです

まず、千蛇谷から登った場合に、視線は自然と上へ、前へ向きます。

すると、まずは千蛇谷を形成する大岸壁が常に右手に見えている状態で、そのうちゴツゴツとした特徴的な山頂が見えてくるのです。

現在の鳥海山を形作る原因にもなった山体崩壊の様子を、まざまざと見せつけられて、自然のダイナミックさに驚きます。

山体崩壊?
鳥海山は山頂直下から海へ向かって、地面が滑り落ちた山です。その結果出来たのが千蛇谷で、言ってみれば千蛇谷は崩落した地面が通過していった道ということです

休憩時は振り返るでしょう?

登りでは何度も休憩を挟むと思いますが、ふと足を止めたときに後ろを振り向くと思います。

千蛇谷を見下ろす風景は、そのときに見ることが出来ます。

逆にここを降りる場合に、案外山頂を振り返ることはしないし、あっという間に見えなくなってしまうでしょう。

ですから、千蛇谷は登りで使うべきで、次第に現れてくる山頂のドラマチックさを最大限に味わうことが出来るのも「登り」ならではと思います。

神社から外輪山への急登?

じつはすぐに終わる急登。登るのは簡単なのです

ネットなどで山行記録を調べると、山頂直下の大物忌神社から、外輪山への急登のことが出てくると思います。

「うわ、そんな急登は登りたくないなあ」

と思うかもしれませんが、実際ここはたいした登りではありません。

急登なのは本当なのですが、あっという間に終わる短い時間で、苦労しないでしょう。

むしろ、外輪山から来てこの斜面を下るほうが、よほど苦手とする人がいるんじゃないでしょうか。

外輪山をゆったり下れる

縦走じゃないのに天空散歩

外輪山は、多少のアップダウンはありますが、ほぼ単調な登り(下り)となります。

上の写真は山頂付近から外輪山の稜線を見たところですが、どうです?

たおやかで歩きやすい稜線じゃないですか。

これを登りに使うと、登りの最終盤ですから体力もきつく、ダラダラとした登りでも余裕がないはずです。

もったいない!

ここを下りに使うと、山頂を登ってきた達成感、あとは降りるだけというリラックス感、少~しずつ下るので楽に進む足で、めちゃくちゃ気持ちいいわけです。

外輪山から見下ろす景色

登ったあとなので山頂周辺の地形がわかりやすい

外輪山を下りに使うと、さっき登ってきた山頂が、ものすごい場所にあることがわかります。

きっとほとんどの人は、山頂付近の複雑な地形とルートで、

「どこをどう登ってきたんだ?」

と混乱しているはずです。

それが、一度登ってそれを外輪山から見下ろす(ほぼ同じ高さ)ことで、なんとなく理解できると思うんですよ。

外輪山から左下方向を見る

そして、外輪山を下っていると、右手には千蛇谷がありますが、千蛇谷からは見えないなだらかな広い斜面が見えるのです。

この風景はずっと左手前方に見えていますので、ずっと視界に入れて稜線歩きを楽しむことになります。

外輪山を登りに使うと、この風景を楽しむ余裕はないんじゃないでしょうか。

千蛇谷を下ると登り返しが

外輪山はダラダラと下ってくるだけですが、千蛇谷から降りてくると、最後に登り返しが待っています。

疲れた体に登り返しってキツイですよね。

オプションルート

少し話はずれますが、余裕のある人向けに、ちょっとしたオプションコースも少しだけお話しておきます。

鳥海湖を周回するもよし

ほとりから見る鳥海湖もいいよ

鳥海湖は、まわりをぐるりと周回することができます。

よく見る方向(上の写真で見えている稜線から)とは逆に見る鳥海湖もいいですよ。

吹浦口ルートもいい景色

吹浦口へのコースもいい

今回は鉾立登山口を紹介していますが、すぐ近くの吹浦口からのコースも好きです。

鳥海山っていろいろな景色がある山だなと感じます。

「とよ」が見れるのは吹浦口だけ

まとめ「千蛇谷から登って外輪山から降りろ」

以上、

「鳥海山を初めて登るなら、千蛇谷から登って外輪山を降りたほうがいいよ」

というお話をしてきました。

2度目、3度目に登る人なら、どっちまわりでももちろん良いですし、鉾立登山口以外にもたくさんコースがあるのも鳥海山の特徴です。

山にどれが良くてどれが悪いなんて言いたくないのですけれど、

「どうせ登るなら失敗したくない・できるだけ味わいたい」

「1回しか登らないかもしれないし・・・」

という欲張りさんがいるのも事実。今読んでる人はきっとそうなんでしょうね(笑)

鳥海山は周回する方向を逆にするだけで、見る風景・感じ方・見逃してしまう景色が、ガラリと変わるのは本当のこと。

もしもあなたが迷っているなら、鳥海山は千蛇谷から登って外輪山で降りる計画にしてみたら?

鳥海山1回目なら、それが幸せになれるでしょう。

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