「キャンパーVS登山者」話がすれ違う原因はただ1つ




こんにちは、寝袋!です。

私は子供の頃から親にキャンプによく連れて行ってもらって、20代まではキャンプをよくしてました。

キャンプ場はもちろん、河原や海岸など(今は難しい?)で焚き火を起こして、チンケな料理を作って楽しんでいました。

自然の中でゆったりと過ごす時間は、とてもいいものですよね。

今はどうかといいますと、山の上でテントを張ることはあっても、平地でキャンプすることはありません。

もちろん、同じ装備でそのままキャンプ場に行くだけで出来るのですが、足が向かなくなりました。

さて、昨今のアウトドアブームで、私の周囲にもキャンプを楽しむ人が増えています。

ただ、話をする度に、

「うーん、何か噛み合わない会話だな」

と感じているんです。

食事、焚き火、道具、テント、明かり、などなど、どうも価値観がずれている。

私なりに分析すると、そこには、キャンプと登山でのテント泊(いわゆるテン泊)との、大きな違いがあるからでした。

「キャンパーと登山者、いろいろ違いはあるけれど、元をたどればただ1つ、ただ1点が違うだけなんじゃないかな?」

っていう今回のテーマです。

噛み合わない会話

「今度これで火を起こそうと思ってさあ」

と新しく買ったファイヤースターターを手に、キャンプ好きの知人が言いました。

「へえ、いいんじゃない?素敵でしょ」

と私。

「使ったことある?」

「いや、いつも火をつけるのはライターだよ」

「ライターでつけても面白くなくないでしょ~?」

「・・・」

私は言葉に詰まりました。

焚き火を起こすときに、ライターでチャチャっと着けるより、ファイヤースターターなどを使って、あえて不便に楽しむのはわかるんです。

それは面白いですし、日常と離れた遊びなのですから。キャンプのいい楽しみ方だと私も思います。

ただ、その価値観を登山者に求められても、共感は出来ないんですよね。

山で焚き火なんて特別な場合じゃないと出来ないし、着火をファイヤースターターでやるなんて問題外。

逆の場合もあります。

私が新しくテントを買った話をキャンパーの知人にしました。

「これ、ヨーロッパ製で耐風性とかすごくてテントの最高峰って言われてる強いやつなんだぜ」

でも知人は感激してくれません。

「広いの?」

「いや、ギリギリで2人かな」

「タープも付いてたりして便利なの?」

「いや、普通の形」

「ふ~ん、じゃあなんでそんなに高いの?」

キャンパーには耐風性とか軽さとかパッキング性とか、まったく興味がないのに、登山者の感覚で自慢しても全然分かってくれません。

ウキウキで話しているのにがっかりしちゃう。

キャンパーと登山者の違いの例

登山者とキャンパーの間には、価値観の違いがあって、そこにさまざまな例があります。

私が思いつくこと、実際に知人との会話であったことを思い出して書き出してみます。

登山者のみなさんも、キャンパーのみなさんも、きっと経験あるのではないでしょうか?

キャンパー 登山者
テント 広くて使いやすいもの。タープ合体型とか? 軽くて強くて設営が楽なもの
明かり 明るさより雰囲気重要。ランタンとか最高! 軽くて暴風雨でも使えて明るいもの
ご飯 豪華で美味しいもの工夫して作るぜ! 軽くてすぐ作れて腐らないもの。味≪カロリー
ナイフ かっこよくて切れ味がいいもの 小さくて軽くて最低限なもの
ウェア 耐候性?いらない。なんなら普段着 耐候性最重要!
プラスアルファ 不便さを自然の中で楽しむ 可能なら釣りとか写真とか
飲み物 クーラボックスあるから冷たいよ ぬるくても美味しいものだけ。水あれば作る
運搬 車やバイクから運べればよい ずっと背負って長距離移動

パッと思いつくだけでも、これだけ思いつきます。

きっとみなさんはもっと思い当たることあるんじゃないでしょうか。

すべての違いを生み出している原点

キャンパーも登山者も、どちらも自然を中で時間を過ごして、非日常を味わいたいという意味では一緒です。

でも、少し選んだ道が違うだけで、こんなにも求めるもの、価値観が変わって来てしまうんですよね。

私は両方の気持ちがわかるつもりですし、両方楽しんでいる人も多いでしょう。

どっちが良いとか優れてるとかって問題じゃないんですよね。

ただ、会話がすれ違うことが多くて、

「なんでわかってくれないんだよ!」

とお互いに思ってしまって、イライラしちゃう。

「わかってないなあ」

これらの違いをそれぞれ比べてもダメで、たった1つ「ある違い」があるからだと私は思うのです。

それは、

キャンパーは泊まることが目的、登山者はテントに泊まることは手段

だからなんですね。

自然の中で時間をすごす

キャンプはその場所で泊まって時間を過ごすこと自体が目的です。

だから、料理も酒も趣向を凝らしますし、普段とは違うこと・・・焚き火や火起こしをしたりします。

自然の中の非日常感をアップさせるために、ランタンでムードを作ったり、普段とは違う道具を使うことを楽しむわけです。

「不便さをあえて求めている」とも言えるでしょうか。

「キャンプの時間をどう作り上げるか?」が重要なんですよね。

プラスアルファに体力は必要なくて、お金と準備が大切と言えるでしょう。

あの場所へ行くためにテントを張る

対して登山者のテント泊は、ある山の頂上だったり、トレイルの縦走だったり、目的が泊まることとは別にあります

その目的を達成するためにテント泊が必要なのであって、もちろんテント泊の時間は楽しいものですが、必要以上に趣向を凝らすことはないわけです。

ですから、無理に雰囲気をあげなくても満足ですし、無理に不便な道具を使うことに興味はないんですね。

「可能な限り便利さを追求する」と言えます。

趣向を凝らすのももちろん結構ですが、それは前部背負っていくという負担になりますし、時にはリスクに繋がります。

だからすれ違う

登山者とキャンパーの会話がすれ違い、どちらもお互いに相手の価値観がわからない、その原因を考えました。

目的が違うのですから、価値観も違って当たり前!

登山者がライターで火をつけること、キャンパーがファイヤースターターで火をつけること、どちらも正しい。

それをわからずに、

「キャンパーってやつは! 登山者ってやつは!」

って言ったって、意味がないことです。

キャンパーにとってのベストは登山者にとってのベストではなく、逆もしかり。

それぞれの世界で自然を楽しんでいきましょう。

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