こんにちは、寝袋!です。
運良く土地を安価で手に入れることに成功した私達。
建物はログハウスにすることにしました。
移住当初からずっと「建物はログハウス」に決めていたのですが、長い時間(たっぷりあった)をかけて他の可能性も検討してきた結果、変わる候補がなかったです。
いろいろな建築方式があるなかで、私達がログハウスを選んだ理由を説明したいと思います。
なんといっても非日常感が圧倒的!
利用者が宿泊施設に求めるものはなんでしょう?
一晩ぐっすり過ごせる快適さや美味しい食事でしょうか。
長く旅できるように安価なことを求める人もいるでしょう。交通手段や立地条件も無視できません。
人によって価値観は違いますから、何を重要視して宿泊施設を選ぶかは変わってくると思います。
私達は旅の人に『非日常感』を味わってもらいたくて、ログハウスにしました。
今でもログハウスというのは住宅としてはかなりの少数派ですし、きっとこれからもそうでしょう。自分たちもログハウスのコテージとかに泊まったときはワクワクしました。
圧倒的な非日常感。荒々しい丸太から漂う木の香り。不規則な木目が作り出す模様。
何もせずボーッとしているだけで癒やされる感じが好きだったのです。
自分でメンテナンスできて何でも加工できる面白み!
よく言われることなのですが、ログハウスは在来工法とちがって壁材がないので、外壁は防腐剤を塗装しなければいけません。
と聞くと面倒な感じがしますが、よく考えてください。
他の工法でも外壁の塗装は必要なんです。ただ、ログハウスと違って自分では出来ないだけなんです。
一般の外壁を素人が塗装しようとすると、ムラだらけできれいにはならないでしょう。ログハウスは素人でも大丈夫なんですよ。
ムラがあっても下手くそでも、それなりにきれいに仕上がります。
また、内壁は全部木材なので、どこにでも必要な場所に棚を作ったりすることが出来ます。
どこにでも釘が打てるってすごいことなんですよ。これはDIYをされてる方ならわかってくださるでしょう。
私がログハウスのことを人に紹介する時にいつも言うセリフがあります。
「普通の建築は完成したときが100であとは劣化するだけ。ログハウスはどんどん味が出てきて100以上になっていく」
私達が建てようと思っているのは小型ペンション兼住宅です。
宿泊施設であると同時に自分たちの田舎暮らしの舞台でもあるので、メンテナンスも含めて楽しんでいけるものがいいと思いました。
時間が経過した今・・・
お客さんたちがよく、
「木の香りがいいですねえ」
「天窓があるだけでワクワクします!」
「建物きれいですね。え?もうそんなに経ってるんですか?」
と言ってくれます。そんな言葉を聞くたびに、ログハウスでよかったなと思います。