登山靴が浸水しても、このオイルで防水性を復活できます




こんにちは、寝袋!です。

愛用してきたシリオの登山靴が、水漏れするようになってきた。

表面は革だが、ブーティ(中身)がゴアテックスなので水漏れなんてするはずがないと思っていた。

はじめは汗が滲みているのかと思っていたが、どうやら違った。

ゴアテックスを取り替えるなんて、間違いなく靴ごと買い替えたほうが安い。

こうなったら、昔の登山靴のように、防水性をゴアテックスに頼らず、革に頼ってみようと考えた。

ゴアテックス無しの革製ブーツは、今でもたくさんある。

革にオイルを塗って防水処理をする方法をやってみた。

登山靴にオイルを塗る時の注意点

革製品のお手入れに使うオイルというと、真っ先に思い浮かべるのがミンクオイルではないですか?

革ジャンとか革財布とか、よく塗り込んで柔らかくした。味が出て格好良かったし。

でも、登山靴には絶対にミンクオイルはダメ!

実は私もそれまでの経験からミンクオイルを塗ろうとして、知り合いの革職人に

「アホ! 登山靴にはアカン!」

と、言われて初めて知った。あまりに口調が厳しくて、

「なんでそんなに言われにゃならんの?」

とちょっとムカッときたけど、今となっては相談してよかったと思っている。

どうやら、ミンクオイルはあまりにも革に染み込みすぎて、革が柔らかくなりすぎるのだ。

革職人曰く、

「変な癖の付いてしまった革の形を整えたりするときに仕方なく塗る時はある。でも、基本的には登山靴のような固さが必要なものにはミンクオイルは使わない」

のだそうだ。

「他にも理由はあるけど、とにかく絶対使うなよ!」

昔からの定番KIWI社の「ウェットプルーフ」入手困難!

昔の定番KIWI

その時教えてもらってずっと使ってきたのが、KIWI社の「ウェットプルーフ」だった。

ところが、数年前まではどこの靴屋にも置いてあったのに、ぱたりと見かけなくなってしまった。

なんとAmazonですら売っていないではないか!

現在は輸入自体がストップしているらしい。

いい代用品があった。「SNO-SEAL」!

これが「SNO-SEAL」

KIWI「ウェットプルーフ」と同じようなものがないか探してみると、これが見つかった。

蜜蝋が主な成分で、試してみたらとても具合がよいので紹介する。

製品に貼り付けてある日本向けの説明書を読んでみる。

注意書き
防水革に仕上げるワックスです。

どんな革に使用しても、革が幾分黒ずみます。

スエード革など毛足の長い革に使用すると、毛羽が平らになり、外観が変わってしまいます。しかし、スエード革に使用した場合でも、もちろん防水革となり、保護されます。

作業の写真を見てもらえばわかるが、シリオの登山靴はスエードなので、外観が変わってしまう。

「スエードにオイルはまずい」

という先入観があったが、性能的には問題ないという。

それでは作業していく

私の登山靴はSIRIOの登山靴だ。

最近の合成繊維をたくさん使った軽量なタイプではなく、すべてがスエード革で覆われたものだ。

お肌カッサカサ

指で丁寧に塗っていく

靴紐を外して洗い、汚れやホコリを落としておく。

そして、ワックスを指にとり、丁寧に塗り込んでいく。

指で靴全体を撫でていくので、細かい傷が見つかる。

「あ、こんなところに傷あったんだ」

と、相棒との思い出に浸りながら。

ドライヤーで溶かす

全体に塗ったら、ドライヤーで熱風を当てる。

すると、表面に塗ったワックスが溶けて、スッと革に染み込んでいく。

ビックリするほど染み込んでいく。あまり手入れしていなかったから、お肌がカサカサなのだ。

1回目終了

スエード革だったのに、1回ワックスを塗っただけでツルリとした革に変わった。

これが「外観が変わります」ということか。ツヤツヤして革が蘇ってきた感じがするではないか。

これを何度も繰り返していくのだが、私は3回やった。

ホコリが付きやすくなるので、余分なワックスはウェスで拭き取っておく。

いかに自分が手入れをしてこなかったかを思い知らされて恥ずかしい。

でも、そんな扱いをしてきた登山靴なのに、こうなった!

完成、その後。

うっとり

もはや別モノ

ツヤツヤ

あの~、こっちのほうが全然渋くて格好いいんですけど?(私感ですが)

本当はブラシとかで磨くらしいけど、当時は持っていなかったので、これはやっていません。

塗ってドライヤー当てて、余ったものを拭き取る。

こんな簡単に登山靴が生まれ変わるとは!

それからは

それからはこのワックスを塗る作業が好きになってしまった

登山から帰ってきたら毎回洗い、乾かし、ワックスを塗るようになった。

毎回やるので、薄く1回塗るだけでいい。30分もかからない。

登山靴に対する愛着がどんどん深まっていく。

新品の段階で

また、あとで買い増ししたモンベルの軽めの登山靴「ツオロミーブーツ」からは、買ってすぐにワックスを塗るようになった。

新品のスエードがガラリと印象が変わってしまうけど、私は塗ったほうが渋いと思っている。

どこにでもあるモンベルの登山靴なのに、人と違うのもイイ。

ところで

新品の登山靴にこのワックスを塗って、ひとつ心配なのがゴアテックスの「通気性」は発揮されるのかという疑問だ。

登山靴内部のゴアテックスがせっかく防水性と通気性を両立しているのに、外の革がワックスによって通気性なくなったら意味がないから。

ところが、調べてみると、そもそも革は通気性のある優れた自然材料だし、ワックスを塗っても通気性は失わないらしいのだ。

革には細かい穴がたくさん開いていて、それ自体はワックスでは塞がらないらしい。

新品からガッチリ塗ってやって大丈夫ということだ。一安心。

まとめ

私はゴアテックスが破れた登山靴に防水性を持たせるために「SNO-SEAL」を使った。

古いものを復活させるためにやったことだ。

しかし、ゴアテックスが正常に働いている新品でも、まったく問題ないことがわかったので、今ではすべての登山靴に、新品段階から塗っている。

こまめに手入れをすると、登山靴は長持ちするし、性能も保たれる。

指で塗ると愛着もわくし、どこかにトラブルがあってもすぐに発見できる。

いいことづくめだ。

以前の私のように、登山靴の手入れをしないのはもったいないと、今の自分なら思える。

ぜひやってみてください。

愛着満点の登山靴で山を歩きましょう!

私が実際に使っているオススメ登山道具レビューのまとめ

2018年12月18日

 






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