こんにちは、寝袋!です。
突然ですが、私は子供の頃から、ツメで黒板を引っかく音が苦手でした。
その性質は、一人前(?)の登山者となった今も、私を苦しめています。
せっかく気分の良い山の上での食事タイムなのに・・・
アルミなどの金属製の食器に、金属製のカトラリー(箸やスプーン)が当たる音がダメなんです。
そのため、箸は天然木の箸を使っていますし、スプーンはこの、
ユニフレーム FDシリコンスプーン
を使っています。
嫌なひっかき音がせず、きれにすくえて食器に残らない、とても便利なスプーンです。
どれだけきれいに食べられるか、私の実験の様子もどうぞ見て下さい!
ユニフレーム FDシリコンスプーン
それでは、具体的にFDシリコンスプーンの細部を見ていきます。
カラダに優しく、フッ素などのコーティングにも優しいシリコン製折りたたみスプーン
シリコン製のやわらかくしなるスプーン。隅に残った料理もきれいにすくえ、食器洗いの手間も省けます。
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- サイズ
- 使用時:約193mm
収納時:約115mm
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- 材質
- 本体:ナイロン・シリコンゴム
ハンドル:ステンレス鋼
ケース:ナイロン
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- 重量
- 約19g
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- 付属品
- 収納ケース
登山に使うものは、当然折りたたむなどして、コンパクトにならなくてはいけませんよね。
ステンレスの持ち手を反転し、金具で固定します。
やや硬めの樹脂製の芯を、半透明なシリコンが包み込んで、スプーンを形作っています。
シリコンの部分は柔らかくて、指で軽く押すと写真のようにしなります。
- やや硬めの弾力のある樹脂製の芯のしなり
- シリコンの柔らかいしなり
で、スプーン全体が適度に変形してくれます。
そのおかげで、食べ物をすくう時に、クッカーに密着してくれるのです。
実戦で
このスプーンが1番活躍するのは、カレーを食べる時だと思います。
とても美味しいんですが、クッカーの底だとか隅に、残るんですよね、カレーって。
きれいにしないと道具が収納できませんし、テイッシュで拭くと大量に消費しますし。
山で水で洗うなんて、もってのほかですしね。
そこで、このスプーンだと、本当に、
舌でナメたようにきれいに食べ切ることが出来る
のです。
いい写真がなかったので、少し実験をしたので見てください。
ケチャップ実験
今回は、ケチャップで実験してみることにしました。
お皿にケチャップを少量出しました。
まずは、コンビニなどでもらえるプラスティックのスプーンで、ケチャップをすくってみました。
だいたい、こんなふうに残りますよね。
そこで、FDシリコンスプーンに選手交代しましょう。
軽く皿に押さえつけると、シリコンが皿に密着して、チュルリとすくえます。
もっとやれば、さらにキレイにできますよ。
なるべくキレイにして、最後にはティッシュで仕上げをしてもいいでしょう。
さすがにどんなに丁寧にやっても、ティッシュで拭くとまだ汚れています。
完璧ではありません。
しかし、通常のスプーンとは段違いにキレイにすくえるのがわかっていただけたでしょうか?
最後に
今回は、カレーやコーンスープなどの、ドロドロとしたものを食べる時に、とても食べやすいスプーンを紹介しました。
- 嫌な金属音がしない
- キレイに最後まですくえて掃除が楽
- 角などの細かい部分もすくえる
という、とても便利なスプーンです。
シリコンの耐久性が心配でしたが、使いはじめて5年ほど経ちます。
細かい傷は付いていますが、まだまだ使えそうです。
食べ残しが減る=食器がきれい=ティッシュのゴミが減る
些細なことかもしれませんが、山でのストレスが1つ減ります。
もう、金属や樹脂のスプーンには戻れなくなりますよ。
全長が35mm長くて、深型クッカーでも使いやすい「ロング」もあります。
今回はスプーンを紹介しましたが、箸はこちらを使ってます。
天然木のアウトドア用箸です。