固形燃料で軽量化のおすすめ(エスビット・チタニウムストーブ)




こんにちは、寝袋!です。

みなさん、登山で火を使う時、燃料は何を使っていますか?

きっとほとんどの人が、

「なんとなく、当たり前」

という感じで、ガスを使っていると思います。

私もガスを使っていますが、軽量化のために固形燃料を持って行く場合もあります。

使ってみると、ガスより優れた面もたくさんあって、もっとみんな選択肢を広げてみてもいいんじゃないかと感じました。

固形燃料とガスの違いを比較してみます。

圧倒的な軽量化とコンパクト化の世界へのお誘いです。

登山における燃料の種類

登山で使う燃料と言えば、主に4種類です。

といっても、ほとんどをガスが占め、他の3つはマニアックな趣味の世界というような扱いでしょうか。

ガス

山で会うほとんどの人が使っているのがガスです。

安定感、火力に優れていて、誰でも簡単に扱えます。

気温などの条件に合わせて、数種類準備されています。

固形燃料

温泉旅館などで鍋料理などを温める時に使う、あれが固形燃料です。

登山用はもっとコンパクトで、小分けされています。

アルコール燃料

文字通りアルコールです。

理科の実験で使ったあの燃料ですね。

ドラッグストアでも手に入ります。

ガソリン

ガソリンスタンドで手に入る、自動車用のガソリンとは違うものです。

しかし、代用として使えますし、感覚的に同じと思っていいでしょう。

どうして燃料を考える気になったのか

私は、以前は山でいろいろ料理をしました。

縦走では毎晩なにか変化が欲しくなりますし、ウインナーを焼いたりするだけでも、地上より美味しいからです。

でも、だんだん山では料理しなくなり、ラーメンやアルファ米などの基本に戻ってきたのです。

「美味しいものは下山したあとの楽しみでいい」

「山では腹が満たせて、食後にコーヒーでも飲めればそれで十分だ」

と思えてきたのです。

そうなると、

食事で火を使う=お湯を沸かす

となりました。

「お湯沸かすだけだったら、ガスは重くてデカすぎないか?」

と疑問に思いました。

「もっと軽くてコンパクトにお湯を沸かしたい」

で、調べてみるといろいろあったというわけです。

ちなみに私は携帯浄水器を持っていくので、煮沸消毒はしない前提です。(固形燃料で煮沸消毒は、量が多い時時間がかかって大変)

北海道の登山で飲み水を作る方法(煮沸消毒&携帯浄水器)

2018年11月22日

固形燃料の使い方

燃料

私が愛用しているエスビットの固形燃料は、2種類販売されています。

左がミリタリー、右がスタンダード公式HPより

ミリタリー スタンダード
重さ 14g 4g
燃焼時間 12分 5分

私は、左のミリタリーというタイプを使っています。

お湯を沸かしてラーメンを作るのに、ちょうどよい分量だからです。

たいてい少し余裕があります。

コーヒーなどの飲み物程度のお湯を、少量沸かしたい時は、手で割って使えばいいのです。

そうそう、同じミリタリーでも下の写真のように3個で1包装になったものと、1つ1つ個別包装になったものがあるので注意しましょう。

固形燃料は湿気に弱いので、個別包装のほうが長期保存でも安心です。

縦走などで数日で使ってしまう場合は、どちらでもいいと思います。

私はエスビットのミリタリーを愛用

パッケージのうら

ストーブ

ストーブはいくつかのタイプに分けられますが、私が愛用しているのはエスビットのチタニムストーブです。

エスビット チタニウムストーブ

超軽量&コンパクト

わずか14gという圧倒的な軽さです。

とくに、折りたたんだ時のサイズは、最小ではないでしょうか?

お湯を沸かす

それでは実際にお湯を沸かす様子を説明します。

ストーブに燃料がピッタリフィット

チタニウムストーブに燃料(ミリタリー)を置きます。

ピッタリサイズです。

ストーブと風防

あとで詳しく説明しますが、固形燃料は風に弱いです。

風防は必須ですよ。

私はTOAKSというメーカーのチタニウムウインドスクリーンを、自分でカットして使っています。

風防をセット

超軽量(6g)ですし、これもコンパクトになります。

事務用品のクリップで固定しています。

待つ

あとは、クッカーに水を入れて火をつけるだけです。

写真のように、私はこのクッカー専用に、ピッタリなサイズに風防をカットしています。

薄いチタン製なので、ハサミで自在にカットできるので簡単でした。

クッカーと風防に隙間がありませんが、これでも酸素的には問題ないようです。

沸いた!

私が使う水の量(500ml)ですと、屋外でだいたい9分で沸きます。

ラーメンや雑炊であれば

どうですか? ガスと比べてそれほど面倒なことはないでしょう?

ラーメンやアルファ米、雑炊などしか作らないなら、まったく問題ないとおわかりいただけるでしょうか。

固形燃料の長所

軽量でコンパクト

重さに関しては下で徹底検証するので、そちらを見てください。

固形燃料はとにかく軽いし、かさばりません。

燃料の残量がわかる

山で使うお湯の量から、持っていくべき固形燃料の数を、計算できるのが便利です。

燃料の「量」じゃなく「数」なのです。

私は1食につき1つです。

飲み物用に、2日で1つを目安にしています。

わかりやすいでしょう?

音がほぼしない

火をつけると、シュゴーーッという音をたてるガスと違い、ほとんど無音です。

まったく音がしないわけじゃないですが、ガスとは大違いです。

静かな場所では静かに楽しみたいと思いますので、私には大きな長所です。

固形燃料の短所

風に弱い

ほんとうに風に弱いです。

そよ風でも、なかなか着火しない場合があります。

風防は必須ですが、それでも着火しにくい時もあります。

今でこそ、私は強風でも着火できるノウハウを得ました(下で紹介します)が、初めの頃はとても難しかったです。

ちなみに、一度着火してしまえば、消えることはあまりありません。

火力が弱い(調整できない)

ガスのような火力の調整ができません。

着火したら消すまで、ずっと一定の火力で燃え続けます。

そして、ガスの最大出力に比べると火力は弱いですね。

ガス 固形燃料
お湯500mlを沸かす時間 3.5分 9分

固形燃料を着火するコツ

固形燃料は風に弱くて、とても着火しにくい時があります。

うまく着火するための私なりのノウハウを紹介しましょう。

荒縄1cm

荒縄を1cmほど切って持っていきましょう。

着火する時にそれを固形燃料の上や横に置いて、それにライターの火をあてるのです。

アルコールランプの芯のような役目?となって、とても着きやすくなります。

1cmほどでいいです

最後まで残っている

私は、山でお湯を沸かす回数に、少し余裕をもたせた本数を、準備して持って行きます。

ライターを選べ

風があるとき、風防をセットしてから着火したいのですが、風防をセットすると上からライターを入れる形になります。

「よし、固形燃料に付くのが早いか、指が焼けるのが早いか我慢比べだ!」

ということになりたくなければ、ライターで着火してから風防をセットすることになります。

でも、それじゃやっぱり風で着きにくいのです。

そこで、私、いいライターを見つけました。

SOTO スライドガストーチ

それがこれ、SOTOのスライドガストーチ!

風に強いターボライターで、しかもニュッと火口が伸びるのです。

上からニュッと

らくらく着火成功!

固形燃料とターボライターの相性は最高です。

これですべてが解決です。

このライターについては、詳しく解説したいので別記事に書きました。

強風でも着火!【最強ライター】SOTOスライドガストーチ

2018年11月30日

アルコール燃料の特徴を簡単に

固形燃料と同じような立場で、アルコール燃料があります。

私はほとんど使っていませんが、主な特徴は固形燃料と似ていると思って良いです。

燃料が手に入りやすいという長所があるので、便利さはアルコール燃料のほうが上かも・・・。

しかし、私はアルコール燃料はやめました。

理由は1つです。

「私のようなオッチョコチョイは、きっとアルコールをこぼす!」

からです。

テント場で、ザックの中で、きっとやってしまう気がしたのです。

固形燃料VSガス 一式の重さを比較

固形燃料とガス、お湯を沸かすのにどれくらいの重さの装備が必要なのか、全て実測してみました。

すべて実測しました

ちなみに・・・

これが9g!

プリムスのガスストーブP-153に付属のスタッフバッグ、これで9gもあります。

ついつい、入れてしまうものですが、何か理由がないかぎりはスタッフバッグは持って行かないほうがいいですよ。

さて、比較して表にしてみました。

  • 固形燃料はお湯を沸かす回数ごとに14g増えていきます。
  • ガスでもライターを予備で持って行くでしょうが、今回は省きました。

これだけ重さが違ってくるのですよ。

ガス(P-153使用) 固形燃料
クッカー(エバニューULチタン) 90g 90g
燃料 250缶 368g 14g(1個)
110缶 203g
ストーブ  112g 14g
風防 不要 6g
ライター 不要 50g
570g(405g) 174g

さらにいえば、重さ以上に変わってくるのが、かさばり具合です。

装備のすべて。左がガスのとき。右が固形のとき。

ガスカートリッジって邪魔ですよねえ。

この組み合わせでは、クッカーの中にカートリッジとストーブは、収まらないんだよなあ。

まとめ

私は、

「固形燃料のほうが優れているから、ガスから変えよう!」

と言うつもりはありません。

私自身、行く山と季節によって、両方使い分けています。

ただ、

「登山でお湯を沸かすならガス一択!」

と、私たちは初心者の頃から刷り込まれてきました。

そのことに、疑問を投げかけたいのです。

固形燃料は、思っているほど難しいものでも、マニアックで趣味的なものでもありません。

実用的で長所も多いものだと実感したのです。

固形燃料を使うことによって、驚くほどあなたのザックは軽く、スペースも余るようになるでしょう。

「山で調理をしない」のであれば、ぜひ一度考えてみてはどうでしょうか?

私が実際に使っているオススメ登山道具レビューのまとめ

2018年12月18日






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