こんにちは、寝袋!です。
みなさんは、登山へ行く時にカメラは持っていきますか?
私は必ず持っていきます。
写真上手なわけではないですが、自分が観た風景を写真に撮ります。
ブログを書く時にも使いますし、なによりあとで見返して、その山を思い出すきっかけにもなります。
記憶ってどんどん曖昧になって薄れていくので、そのためにもブログや写真に残しておくのはおすすめです。
登山するうえで悩むのが、
カメラをどのように運ぶのか?
ということです。
カメラはいつでも取り出せるようにしておかないと、面倒になってほとんど撮りません。
「結局カメラは重いだけの荷物だった」
という経験がある人も多いのではないでしょうか?
コンパクトデジカメは簡単です。
小型ポーチをショルダーベルトに付けたり、ウエストベルトのポケットに入る場合もあります。
問題なのは、
デジタル一眼レフのような大きなカメラを持って行く場合
です。
私がベストだと思っているのは、チェストバッグという選択です。
私が使っている2つのチェストバッグを紹介して、あとで比較してみたいと思います。
まずは、
ロープロ トップローダーAW50
です。
そもそもチェストバッグの利点は?
登山にデジタル一眼レフを持って行く方法は、大まかに次の4つです。
- ウエストバッグ
- ザックの中に入れておく
- 首からストラップで下げる(手に持つ)
- そして、チェストバッグ
私はどれも試してみたのですが、それぞれ、
- 足を上げる時に干渉しやすい。腰辺りがベルトだらけになり煩雑。
- 取り出さない。撮る枚数激減。
- 危ない。カメラぶつける。
という欠点が嫌でやめてしまいました。
チェストバッグはウエストバッグに似ていますが、下げた位置が胸から腹辺りになるので、足には干渉しません。
ザックに取り付けることが出来るので、体が楽でした。
登山に大きなカメラを持っていくなら、チェストバッグがベストだと思います。
ロープロ・トップローダーの詳細
それでは、ロープロ・トップローダーの詳細を見ていきます。

前側のポケット
チャック付きの薄いポケットが前面についています。
私は手帳とペンを入れています。

レインカバー収納
レインカバーが背面に収納されています。

メイン気室
チャック付きの蓋を開けると、メイン気室です。
蓋の裏にはSDカードなどの薄いものを入れるポケットが付いています。
これもチャック付きです。


仕切り板なしの様子
仕切り板が付属していて、カメラの長さに合わせて調整できるようになっています。

私の場合は仕切り板はいらないのですが、衝撃吸収が上がると思って、一番底に敷いています。

OD-D EM-1に12-100mm
私が使っている、オリンパスOM-D EM-1に12-100mmf4で、ぴったり入ります。
フードは逆付けですが。


これが私のいつもの収納状態です。カメラと手帳。

garminのGPS 62Sを外付けで。
サイドのベルトを利用して、GPSを取り付けています。
このロープロ・トップローダーの長所は、ロープロというメーカーがそもそもカメラバッグを作っている会社なので、作りがとても頑丈だということです。
例えば中に何も物を入れなくても、外観は変わりません。
つぶせないのです。
他の多くのチェストバッグが「かばん」だとしたら、これは「ボックス」という感じでしょうか。
カメラを保護する性能は1番だと思います。
質実剛健、シンプルイズベストなチェストバッグです。
ザックへの取り付け方

トリコニ60に装着
ザックへの取り付け例を見てみます。
ザックのショルダーベルトにたいてい付いているDリングに、なんらかの方法で取り付ける必要があります。
残念なことに、取付用のアタッチメントのようなものはありません。

そこで私は、このようなS字型のカラビナを使っています。
通常のカラビナでもいいのですが、私はこちらのほうが付け外しがスムーズでした。
ちなみに愛用のザック、トリコニ60には適当な場所にDリングがなかったので、手作りでステンレスの輪っかを縫い付けてあります。
以上、ロープロ・トップローダーの説明でした。
大切なデジタルカメラを、いつでも撮影できて、かつ、安心して持ち運びたいなら、チェストバッグは便利ですよ。
もう1つのパーゴワークス・パスファインダーとの比較や使い分けのほうは別記事にまとめましたので、よかったらどうぞ。