「包み込む」は嘘じゃない【スカルパマルモラーダ】実戦報告




こんにちは、寝袋!です。

2019年に新発売された登山靴、スカルパのマルモラーダプロを、現在まで使い込んだ感想をレビューします。

マルモラーダは、

「靴下を履くような、包み込まれているような履き心地」

と紹介されています。

「まあ、宣伝文句はなんとでも書ける」

と思っていますが、はたして結果はどうでしょう?

お店で初めて履いたときのファーストインプレッションから、実戦で使っての感想まで、長所も短所もまとめてみます。

軽めの登山靴をお探しの人は、ぜひ一度お店で足を入れてみてください。

履き心地の良さに驚くんじゃないかな? 試して損なし!

読むだけじゃ信じられない人、とくに試してみてほしいです(笑)

スカルパの登山靴の特徴

スカルパは、イタリアの登山靴ブランドです。

軽めのトレッキングシューズから、本格的アルパインブーツまで幅r広く展開しています。

外国製の登山靴は幅が狭く、なかなか日本人の足にはマッチしにくいのが困りもの。

しかし、スカルパやシリオといったブランドは、日本人向けのサイズを作ってくれているので助かるのです。

マルモラーダプロの位置づけ

スカルパは、日本人登山者には人気ですから、山でもよくみかけます。

そのなかでマルモラーダプロは、2019年に新発売されたモデルです。

登山靴はモデルチェンジはしますが、全く新しい名前で売り出すのは少なめです。

マルモラーダプロは、日帰り登山から縦走まで幅広く使えるモデルとして作られました。

もう少し上級モデルになりますと、やや固めになってしまうので、低山やトレッキングでは使いづらくなってしまいます。

マルモラーダプロと同時期に発売された新モデルで、ZGトレックというものがあります。

同じく低山から縦走まで幅広く使えますが、その違いはあとで詳しく書きますね。

マルモラーダプロを選んだ理由

軽めの登山靴が欲しかった

私はガチガチの固めの登山靴は好きではなくて、軽くて柔らかめの登山靴をよく使います。

登山靴のカタログで「日帰り登山から小屋泊まりまで」と書いてあるくらいのものですね。

私の考えでは、

「その靴でテント泊はダメなのか? 何が変わるの?」

と思っていまして、

「多少荷物が重くなろうが、岩場があろうが、軽くて柔らかい登山靴で充分」

という使い方をしてきました。

今までモンベル、シリオ、キャラバンの軽登山靴を使ってきましたが、不足はありませんでした。

補足
たとえば剱岳・三大キレット・北鎌のような、一般的な岩場ルートでも大丈夫なものです。重くて固い登山靴は私は疲れます。

その前まで使っていたモンベルのツオロミーブーツというのが壊れまして、新しいものに買い換えようとお店へ行ったのでした。

選ぶときの候補になった登山靴

同じくスカルパのZGトレックGTX

お店へ行く前に、いろいろ各ブランドの登山靴を調べました。

お店で手当たりしだいに試すのは時間がかかりますからね。

私が候補に選んだのが、

  • スカルパ マルモラーダプロ
  • スカルパ ZGトレックGTX
  • ザンバラン パスビオ

でした。

これでいいのがなければ「またモンベルかシリオにしようかな」と考えていたはずです。

選んだ決定打

試した順番は、パスビオ⇒マルモラーダプロ⇒ZGトレックでした。

結果的にはどれも私の足には合って、どれでも問題はありませんでした。

ただ、

マルモラーダプロに初めて足を入れて、ヒモをシュッと引っ張ったときの締まり具合

が感動的に素晴らしく、心はそこで決まりました。

ZGトレックは、マルモラーダプロよりやや価格が抑えめで、お店の人もオススメしてくれました。

でも、履き心地が圧倒的にマルモラーダプロのほうが柔らかいんです。

登山靴全体の柔らかさは、

ZGトレックGTX > マルモラーダプロ

なのに、

足を入れた時の履き心地の柔らかさは、

マルモラーダプロ > ZGトレックGTX

と逆転してしまうのです。

これは、ソックフィットという構造が、マルモラーダプロのほうだけにあるからです。

皮革部分を柔らかい布地で一体化したソックフィット構造

足を入れて、ヒモを引くと、足先まできれいに締まります

その状態でここにヒモをかけることで、足先の方と上部の閉め方を別々に調整できます

靴ヒモを引くと、足先までシュッと締めることができます。

これは、ソックフィット構造も含めて、登山靴全体が柔らかいからなんですね。

そして、その状態で靴ヒモを一度固定して、あとは上部まで締めていきます。

この仕組み自体は珍しいものではありませんが、登山靴自体が柔らかいので、より効果を発揮しています。

ここまでお店で試してみてください。

私と同じように「もう決めた!」ってなるかも。

(参考)私の登山靴に対する考え

これもやっぱりビブラムソール

ちょっとここで脱線します。

私の登山靴に対する考えを知っておいてほしいからです。

あなたとは違うかもしれませんので、そのあたりも考慮して選んでください。

私は、

「登山靴の防水性能やグリップなどは、どれも大きく違わない」

と思っています。

ほとんどゴアテックスですし、ほとんどビブラムソールですからね。

つまり、私にとって重要な登山靴のポイントは、

「履き心地がどうか・足に合うかだけ」

なんです。

マルモラーダプロを山で使った感想

それでは、実際にマルモラーダプロを山で使ってどうだったかを、現時点で書きます。

履き心地はいい!

履き心地はよかった

充分にお店で試し履きしても、所詮は30分ほど。

山で使ってみると、お店では気付かなかったことがわかるものです。

「あれ、長い時間歩くと小指側痛いな?」

とか。

この靴は、最初の1回だけ、かかとに軽い靴ずれが出来ましたが、あとは問題なく使えています。

思ったとおり柔らかさは格別で、正解だったと思っています。

靴自体も柔らかめ・・・しかし

基本柔らかい

一般的に、固い靴は平地でゴツゴツと歩きにくく、柔らかい靴はつま先立ちなどが苦手です。

マルモラーダプロは柔らかいので、平地は得意ですが、岩場で立つときなどは苦手と予想していました。

意外・・・けっこう粘り強い

ただ、案外といいますか、まあまあ岩場でも使いやすいです。

公式ホームページによると、靴底の硬さを場所ごとに分けているそうで、そのあたりが関係しているのかもしれません。

まあ、技術的な難しいことはわかりません。

防水性とか

防水性とか

先ほども書きましたが、防水性とかグリップとか、そういう違いは現時点でよくわかりません。

とりあえず、水漏れはしたことありません(笑)

アイゼンは不可!

フロントのアップ

リアのアップ

前にも後ろにも、当然ながらアイゼン用のコバ(取り付け用の段差)はありません。

また、柔らかい登山靴ですから、本格的アイゼンは不可能です。

似たような軽登山靴でも、皮革が厚めのものはアイゼンも使えるものがあります。

でも、この登山靴はダメでしょう。血行悪くなるまで締め付けてしまいます。

軽アイゼンならば大丈夫ですが、冬山には使わないようにしてください。

マルモラーダプロはこんな人におすすめしたい

以上、マルモラーダプロ、いかがでしたか?

特徴はおわかりいただけましたか?

スカルパは幅広の足型で、日本人の足に合います。

しかも、ソックフィットという構造は、履き心地の柔らかさを生み出しているだけではなく、いろいろな足の人に対応させてくれるという面もあるでしょう。

うまい表現がないかと考えてみたのですが、

靴ヒモを引っ張ると、足を手のひらで包んでいくような感じ

と思いました。

うーん、違うかな?

まあ、お店で一度履いて、試してみて下さい。

登山靴は自分の足に合わなければ意味がありませんが、

「出来ればこれにしたい!」

と思わせる、説得力がある履き心地ですよ。

買わない人でも、試して損なし。

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2018年12月18日

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