【幻の花ヒダカソウに会える方法】アポイ岳のおすすめなルート選び




こんにちは、寝袋!です。

花の名山アポイ岳は、住んでいる場所がら、1年に何度も登る身近な山です。

初心者でも手軽に登れる山なのに、たくさんの高山植物に出会えるのが特長です。

いろいろな季節を通じて、たくさんの登山者が登り、楽しんでいるアポイ岳。

しかし、アポイ岳を登りに来ている人を観ていて、

「もったいないなあ」

と感じることが多いのです。

「こうやって登れば、もっとアポイ岳を楽しめるのに!」

と思うことがあるので、お伝えしたいと思います。

そして、アポイ岳だけに咲く幻の花、ヒダカソウに会うためのちょっとしたアドバイスも書きます。

「アポイ岳を満喫したい」

「ヒダカソウなどの高山植物にたくさん会いたい」

と言う人、ぜひ読んでください。

アポイ岳とは?

標高810m。

北海道日高山脈にあります。

かんらん岩という特殊な岩盤でできた山で、本来ならば標高2,000mクラスの高山植物が、咲き乱れます。

アポイ岳にかんしてまだあまり知らない人は、詳しくはこちらで紹介していますので、まずはごらんください。

【高山植物の宝庫】アポイ岳の登り方【初心者でも気軽にお花見山登り】

2019年2月18日

アポイ岳でよくある失敗

登山はいろいろな楽しみがありますから、「失敗」という言葉が適切かどうかわかりません。

ただ、近所に住む私のように、何度も何度も登れない登山者のみなさんもいるでしょう。

そういった方々が、下山後に後悔してほしくはないのです。

アポイ岳では、次のような後悔がよくおこります。

山頂行っても景観なし

アポイ岳は、5合目をすぎると、一度森林限界を越える珍しい山です。

高山植物が一番多いエリアでもあります。

しかしそれが、山頂はまた樹林に囲まれてしまいます。

森林限界の逆転現象という珍しい構造なのですが、残念ながら山頂は景観がありません。

7合目から8合目での景色がいいだけに、山頂ではややガッカリ感が漂います。

帰りにお花畑行く? ま、いっか

はじめての人や初心者の人がよく立てる計画を紹介しましょう。

『まずは普通に山頂に登って、帰りは幌満お花畑のほうを回って帰ろう』

という計画です。

100人いたら、95人はこういう計画で登るでしょう。

でも、山頂でご飯を食べて「さあ帰ろう」となったとき、

「お花も十分観たし、まっすぐ帰ろうか? 意外と遠いしね」

となってしまう人、とっても多いです。

95人中、お花畑に向かうのは10人いるかいないかでしょう。

アポイ岳は何度か登っているけど、幌満お花畑には行ったことがないっていう人、案外多いんです。

山頂は後回し、幌満お花畑を目指せ!

ここで、私がオススメしたい登山計画は、

『まずは幌満お花畑を目指しましょう。そこで帰ってもいいし、余裕があれば山頂に向かいましょう』

というものです。

アポイ岳に関しては、山頂は二の次でいいのです。

理由としては、

  1. 山頂からの景観がない
  2. 山頂は人が多くてせまくてゴチャゴチャ・うるさい
  3. 分岐から山頂までに観れるお花は、すべて幌満お花畑で観れる
  4. 幌満お花畑は、えりも方面の景観がよくて、静かな環境

ということです。

幌満お花畑は景観もいい

お花畑で引き返してもいいくらいですし、体力に余裕があれば、山頂を目指してもいいでしょう。

結果として、アポイ岳の美味しいところを満喫して、逃さないことになります。

幌満お花畑について

ここがお花畑です。どこが?って思ってはいけません

幌満お花畑について、少し誤解されていることがありますので、お話します。

幌満お花畑は、かつてはたくさんのお花が咲き乱れる、文字通りのお花畑でした。

しかし、盗掘や環境の変化によって、お花の数は激減してしまいました。

幌満お花畑に行ってきた人の感想を聞くと、

「少しだけしか咲いていませんでした」

と言われます。

そのとおりなのですが、じつは、幌満お花畑の価値は、お花の数ではないという事を知ってほしいと思います。

幌満お花畑の価値は、花の数ではなく種類の多さにあり

なのです。

大雪のお花畑のように「見渡すかぎり一面のチングルマ」というようなものとは違います。

数こそ少ないけれど、季節によって種類を変え、いろいろなお花と出会えることができる、そんなお花畑なのです。

ですから、

「少しだけしか咲いていませんでした」

と言われると、

「うーん、そうじゃないんだよなあ」

と困ってしまいます。

ヒダカソウについて

ヒダカソウは、固有種の多いアポイ岳のお花の中でも、もっとも会いにくい、貴重なお花です。

キンポウゲ科の白い花で、2019年現在、幌満お花畑で数株花をつけるだけとなっています。

数が少ない上に、まったく咲かない年もあるほどです。

見頃は?

ずばり、見頃は5月1日から15日までだと考えてください。

ぜんぜん観れないんだけど?

お花インフォメーションにも書かれません

ヒダカソウは、1輪咲くと10日~15日ほどしか保ちません。

多い年でも、ほんの数輪しか花をつけないうえに、寿命も上のとおりですから、狙っていかないと会えません。

しかも、アポイ岳登山口にある『今咲いている花』という看板のなかにも、ヒダカソウは載りません。

フェイスブックやツイッターなどによる情報の拡散も、なるべく自重するように言われます。

これは、盗掘被害にあってきたアポイ岳ならではかもしれません。

「いつ咲いてるの? 全滅しちゃってるんじゃ?」

と思う人もいらっしゃるでしょう。

ヒダカソウに会う方法

ヒダカソウには、

  1. 5月1日から15日の間
  2. 必ず幌満お花畑を観察する

ということを続ければ、いつかは会えるでしょう。

「今咲いていますか? どこに咲いていますか?」

とたずねても、教えてもらえない場合もあります。

ネットなどの情報を当てにせず、上の条件で、なるべくたくさんアタックするしかありません。

ヒダカソウに会いたいなら自分の足で!

なのです。

アポイ岳楽しみ方まとめ

アポイ岳を満喫するなら、

まずは幌満お花畑を目指し、余裕があれば山頂を目指す

という計画で登ることをオススメします。

幌満お花畑に行かずにアポイ岳の山頂だけ登ることは、

美味しいラーメン屋さんに行って、ラーメン食べずにチャーハンだけ食べた

ようなものです。

初志貫徹で、山頂から幌満お花畑へ向かえる人は、もちろんそれでも構いませんよ。

そして、幻の花ヒダカソウに会いたいならば、

ネットでは情報が入らないと思い、開花時期の間に幌満お花畑に足を運びましょう。

アポイ岳は、知れば知るほど魅力あふれる山です。

地元登山者として、少しでも参考になれば嬉しいです。

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