こんにちは、寝袋!です。
登山用のストックを使っていて、困るときってありませんか?
たとえば岩場などにさしかかって、両手を開放したいのに、ストックが邪魔になります。
一度ザックを下ろして、ストックを収納すればいいのは、誰でもわかっているのです。
でも・・・面倒ですよね?
岩場が短くて、すぐにまたストックを使うことが見えている状況では、とくに!
そういうときに、私がやっている、超簡単な方法をお教えしましょう。
日帰りザックの場合と、縦走用ザックの場合、2通りの方法について説明します。
ザックを下ろさずにストックを収納し、その後取り出すのも一瞬です!
基本的なストックの収納方法
まず、本題に移る前に確認です。
「みなさん、ザックへの正しいストックの取付方法、知ってますか?」
ベテランでも案外知らない人がいるので、一応、読んでみてください。
オスプレーのザックの場合
まずは、オスプレーのザックに付いている、ストック収納機能
『ストウオンザゴートレッキングポールアタッチメント』(長いですね)
を見てみましょう。
これは、とても便利な機能です。
特許の関係なのか、オスプレー以外のザックではみかけません。
「いいなあ、これ」
と思いながらも、私はオスプレーのザックは好みではないのです。(好みの問題です)
一応、これを覚えておいてください。
私が次に紹介する方法は、もっと簡単です。
しかし、その方法は、日帰り用ザック(せいぜい40㍑程度)では大丈夫なのですが、縦走用のザックになると、大きくて出来ないのです。
そこで、縦走用ザックでも私なりに工夫して、違う方法を考えました。
あとで詳しく紹介します。
その方法の原型は、このオスプレー方式になります。
私の方法①日帰りザック
それではまずは、日帰りザックの場合について説明していきます。
この方法の優れたところは、
- 超簡単で誰にでも出来る
- 小型ザックならどれでも出来る
というところです。
いいですか? 3コマで終わりますよ?
ウソみたいに簡単でしょ?
ザックの中には多少の荷物が入っていますから、その重みで体への固定は十分強いのです。
ほとんど動きません。
これは、じつはピッケルを一時的に収納する方法の1つ(に近いもの)です。
ピッケルから入らずに、ストックから使い始める最近の登山者は、案外知らないことです。
私の方法②縦走用ザック
先程の背中に差し込む方法は、縦走用の重いザックでも、無理ではないです。
しかし、縦走用には縦走用に適した方法があるのです。
先程も書きましたが、基本はオスプレー方式に近いです。
しかし、準備さえしておけば、どのザックでも可能だと思いますので、便利ですよ。
準備としては、ウエストベルトなどに、大きめのカラビナを1つ付けておくだけです。
どんなザックでも大丈夫です。
最近流行りの、折りたたみ式ストックでは無理ですね。
その場合は、ショルダーベルトに直接固定するのが、トレラン界ではよくやりますね。
どうでしょう?
私的には、オスプレー方式よりストックが邪魔にならず、使いやすいと思っています。
最後に
岩場にさしかかった時、一度ザックを下ろしてモタモタしている人を尻目に、
「サッとストックを収納」
して先に行き、岩場が終わったら、
「サッとストックを取り出して」
さらに先へ歩いていく。
こういうスマートさが、山では大きな差になって現れてきます。
とても簡単な方法で、面倒なことが1つ減りますから、オススメです。
山は岩場で差をつけろ!ってね。