寝袋を優しくお風呂で洗う「1年分の汗と涙を洗い流そう」




こんにちは、寝袋!です。

私は、寝袋愛好家です。

「寝袋!(ねぶくろびっくり)」と名乗っているのも、そのためです。

山で寝袋で寝るのはもちろん、車中泊でも、家でも寝袋で寝ています。

そのため、私の寝袋(3つ)は、1年でとてつもなく汚くなり、変な匂いがしてしまいます。

寝袋それぞれ、年に一度洗いますが、その方法をご紹介します。

私は洗濯機ではなく、お風呂で優しく洗うのですが、その様子をどうぞ。

我流ですし、細かいところが普通と違うかもしれませんが、私の酷使に耐えているくらいですから、間違ってはいないのかな?

あなたの寝袋なら、余裕できれいに生まれ変わります。

年250日以上寝袋で寝てます

寝袋に包まれる感じが布団より好き

山でも車でも家でも

私は少なく見積もっても、年間250日以上、寝袋で寝ています。

ずっと山にいるかと言えばそうではなく、車中泊のときも、家で寝る時も、私は寝袋で寝ています。

隙間がある布団より、寝袋の密閉感が好きで、落ち着いて安眠できるんです。

「寝袋で寝ていないときは、布団?」

寝袋で寝ていないときは、寝袋では暑い夏場に家で寝るときと、ホテルや旅館で寝るときですね。

ちなみに妻は普通にベッドで寝て、1人でノビノビと専有しています。

私はベッドの横で一段低いところで寝ていますので、他人に見られたら私の立場が勘違いされるかもしれません。

3種類ローテーションです

私は寝袋を時期によって3種類使い分けています。

イスカの厳冬期用(マイナス20℃対応)と、モンベルの#3(0℃前後まで)と、安物の化繊製です。

バトンタッチするときに、今まで使っていたものを洗うようにしています。

それぞれ年に1回洗う計算です。

私の寝袋の洗い方

洗う前

それでは、私の寝袋洗いについて、お話していきます。

洗う時期

上で書いたとおり、私は3種類使っていますので、それぞれをしまうときに洗います。

お風呂で洗う手順を紹介します

(見た目で)一番汚れるのは顔周り

汚れてくると、寝袋に入って眠りにつく時に、なんとなく微妙な匂いがします。

本当は全体的に汚れているのですが、パット見でわかるのはやはり顔周りですね。

赤が変色してる・・・

お風呂に10cmほどお湯をためる

寝袋の中の羽毛は傷みやすいので、私は洗濯機は使いません。

お風呂で優しく洗うことにしています。

まずはお風呂にお湯を10cmほどためて、洗剤を入れます。

洗剤はダウン専用洗剤を使っていますが、なければ中性洗剤を少しだけ入れてもいいでしょう。

中性洗剤は濃いとダウンを傷めるので、難しいから専用洗剤を使うほうが楽で安心ですね。

案外染み込まないので、優しく押します

「ダウンは濡れると保温性がアウト」

と言いますが、濡らそうと思うとなかなか濡れてくれない困ったやつです。

かなりヒタヒタに

足で優しく踏みます

お湯にひたったら、あとは足で優しく踏みつけていきます。

ここで、お湯が少ないとガシガシ踏めてしまうので危険だと思います。

10cmほどお湯が入っていれば、寝袋がすぐに浮かんでくるので、結果的に優しくしか踏めないんです。

鼻歌でも歌いながらガシガシと

鼻歌歌ったり、本を読みながらでも、ゆっくりと焦らず踏み込みましょう。

うっ、すごいですねー

はじめのうちはあまり汚れが出てこないので、

「これで本当にきれいになるのかな?」

と思うかもしれませんが、時間とともに出てきます。

「こんな汚いものに包まって寝てたのか!」

と思いますよ。

この汚水は、自分の汗と涙ですね。

洗い終了(濃い赤色はダウンジャケットです)

シャワーをかけながら、すすいでいきます

シャワーをかけて、お湯がきれいになるまで何度もすすぎます。

水切りは注意ポイントです

すすぎが終わったら水切りをします。

ここで注意するのは、ついつい絞りたくなりますが、絶対に手で絞らないことです。

手で握ると、絞りすぎてダウンが傷むらしいので、私はバスタブの壁に押し付けて、重力で脱水します。

洗濯機へ

ある程度水が切れたら、洗濯機へ入れて、ソフト脱水をかけます。

ソフトで出来ない場合はやめましょう

ほんの少しだけ、脱水をかけます。

目的は脱水というよりも、コインランドリーへ持っていく間に水が滴らないようにするだけです。

ソフト脱水だとこんな感じです

通常の脱水ですと、それこそ絞ってしまうので、ダウンには良くないですよ。

乾燥はコインランドリーで

コインランドリーの乾燥機

私は乾燥はコインランドリーへ行きます。

ダウンの自然乾燥はとても時間がかかりますし、ダウンが偏りやすいんですよね。

ダウンを乾燥させる場合は、テニスボールを一緒に投入します。

主婦には当たり前ですが、テニスボールがダウンを叩くことで、ダウンが偏らずフワフワになるんです。

踊るテニスボール

機械にもよりますが、30分から40分で乾燥すると思います。

乾燥具合を見ながら、随時長くしていきましょう。

乾燥機が終わったら、テーブルのようなところに広げて放置しましょう。

乾燥しきれていないところを自然乾燥させるのです。

これにて寝袋いっちょうあがり!

きれいに、そして、フワフワに

写真で伝わるかわかりませんが、フワフワに、きれいになりました。

湿り気がなく、軽くなったような感じもしますよ。

寝袋洗いの注意点

説明のなかでも書きましたが、注意点だけを書き出しておきます。

  1. 洗剤はダウン専用のものが楽だし安心です
  2. 足で踏むときにはお湯を多めにしましょう(強く踏めないように)
  3. 水切りでは絶対に絞らない
  4. 脱水はソフトに
  5. 乾燥機はテニスボールとともに
  6. 乾燥機のあとは自然乾燥で仕上げましょう

難しいところはありません。

寝袋を洗いましょう

なんだこのスケスケテント!

寝袋は、年に1回は洗いましょう。

寝袋には対応温度が表示されていて、みなさんもそれを見て買ったはずです。

でも、使い込んで汚れた寝袋は、ダウンのボリュームがペタッとしてしまい、その性能が発揮されていません。

どんどん寒く感じるようになってきます。

間違っても買い替えなど考えないように。

まずはその寝袋をきれいに洗って乾燥させてみて、寝てみてください。

それでもダメなら、それは寝袋の限界ということですから、新しいものを買ってください。

フワフワになったからといって、すぐに寝ないように我慢してくださいね。

ボールが付属しているので、テニスボールない人には便利。ボールなしもあります。

乾燥後は大きめのメッシュ袋に入れて保管すること。

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