2015年トムラウシ遭難事故の追加情報「私もそこにいました」




こんにちは、寝袋!です。

2009年の大量遭難事故に隠れて、あまり知られないままになっている遭難事故があります。

場所はトムラウシ山、7月、そう、

大量遭難事故と全く同じ状況

で起きてしまった事故です。

以前、たまたま2名の知人が付近に居合わせたことから、事故の詳細を調べて記事にしました。

【事故分析】小屋で見送った単独登山者が遭難死。なぜ?

すると、その記事を読んでくれた人の中で、同じように付近でテント泊をしていた方から、貴重な体験談が寄せられました。

あの日の嵐は、どんなに恐ろしいものだったのでしょうか?

過去の記事と合わせて、遭難事故の状況を知っていただけたらと思います。

どんな遭難事故だった?

大雪からトムラウシへの縦走中だった、高齢の登山者に起きた遭難事故です。

朝からの嵐にも関わらず、他の強行者と一緒にトムラウシ山を目指してしまいました。

その結果、動けなくなってしまいます。

通りかかった登山者に保護され、ビバークするも、そのまま亡くなってしまいました。

人数の違いはありますが、2009年の大量遭難事故と全く同じ状況でした。

【事故分析】小屋で見送った単独登山者が遭難死。なぜ?

2019年4月19日

情報提供者Aさんのお話

私の記事を読んでいただいたAさんは、その事故のとき、まさにトムラウシ山頂直下の南沼テント指定地で、停滞中だったそうです。

Aさんにしてみれば、まさかそんな日に登山をしている人たちが、いるとも思わなかったことでしょう。

大雪から十勝への縦走中

Aさんたち(2名)は、大雪山系から入山し、富良野岳まで抜ける大縦走の途中でした。

このルートを歩かれたことももちろんですが、その他の山行などのお話などからも、Aさんたちがかなりの経験者だと想像が付きます。

7日は南沼テント指定地で停滞

もともと7月7日は荒れる予報が出ていたため、最初から停滞する予定で入山されたそうです。

フライのロープが切れる!

その嵐は凄まじく、

「テントのフライのロープが1本切れ、2本目も切れそうになったので予備と替えた」

そうです。

おそらく、ガイラインのことだと思うのですが、ガイラインが切れるというのは滅多にないことです。

風の強さが想像できます。

「2009年の呪いじゃなかろうか?」

とテント内で話していたほど、辛い1日だったそうです。

気温はマイナス5℃

気温はマイナス5℃だったそうです。

冬ならばともかく、夏場にその寒さは、慣れていない体にはこたえます。

翌朝はビッシリと霜柱が立って、テントがバリバリに凍っていたそうです。

これは、他の情報でもありましたが、とても7月とは思えませんね。

翌日は快晴

翌7月8日は、昨日の嵐が嘘のように快晴となって、Aさんたちは縦走を再開しました。

無事に富良野岳を越えて、原始ヶ原まで大縦走を達成されたそうです。

遭難事故のことは、富良野岳付近で耳にしたそうですので、それから2日後かと思います。

ちなみに、

「なぜあの事故がほとんど報道もされずにスルーされているのか、不思議でしょうがない」

「同じ過ちを繰り返している点で、もっと警告するべき」

と思われていたそうです。

私の感想をあらためて

まず、Aさんたちのお話をうかがって、確信したことがあります。

Aさんたちは、予備のガイラインを準備してきているほどの経験者です。

なかなかいらっしゃいませんよ。

そういう方たちに限って、ちゃんと停滞しているのです。

そう思います。

経験の少ない人ほど動き、経験ある人はドッシリと動きません。

「動かずに構える事ができる人は一流」

1日待てば快晴なのです。

待つことを決断できるというのは、素晴らしいことだと思いませんか?

今回、追加の情報を書かせていただきました。

みなさんが遭難を避けるために、考えるきっかけになれば幸いです。






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