コル(鞍部)ってなんですか?峠や乗越はちょっと違います




こんにちは、寝袋!です。

山でしか使わない用語って、けっこうあると思います。

登山を初めたばかりのころって、そういう用語に戸惑うことも多いですよね。

そのなかで、今回は「コル」について説明しようと思います。

ある地形のことなのですが、簡単なようで微妙に間違っている人も多いのです。

コルってなんですか?

コル=鞍部

「コル」は、鞍部(あんぶ)とも言われますが、この2つはまったく同じです。(英語=フランス語=日本語)

「コル」という単語は、日常的に聴くことすらありませんが、鞍部の鞍(くら)は誰でもわかりますよね?

そう、馬の背中の上に置く、乗馬器具です。

wikipediaより引用

コルはピークとピークの間の低いところ

写真の鞍を見て、

「あ、もしかして」

と気づく人も多いでしょう。

鞍のお尻を載せるところの曲線、山で見たことありますよね。

そう、ピークとピークを結ぶあの曲線です。

同じようなラインを描くので、「鞍部」と呼ばれるようになったのです。

「コル」とはつまり、

ピークとピークとの間の、少し低くなったところ

のことを言います。

コル≠峠=乗越

山と山の間の低いところというと、もしかすると「峠」という単語を思い浮かべる人もいるでしょう。

また、登山で使う「峠」の意味で、「乗越(のっこし)」という言葉を知っている人もいるかもしれません。

ところが、じつは、峠とコルは違う意味で使われます。

コル≠峠=乗越

なのです。

同じ地形なのに歩く方向によって違う

稜線伝いに歩く時には、

「ピークから一度コルに降りて、またピークに登り返す」

と使います。

それと交差するように、その稜線を越えていく時には、

「あのピークとピークの間の峠を越えていく」

と使うのです。

有名なコル

ここでいくつか、有名なコルを上げてみましょう。

  • 白出(しらだし)のコル・・・奥穂高岳~涸沢岳
  • 八本歯のコル・・・北岳
  • 吹上げのコル・・・朝日岳~栂海新道
  • サウス・コル・・・エベレスト~ローツェ

ついでに有名な峠、乗越も書いておきます。

  • 飛騨乗越・・・槍ヶ岳~南岳
  • 別山乗越・・・雷鳥沢~剱沢
  • スゴ乗越・・・室堂~薬師岳

コルの特徴

さらに、登山をする上で、知っておくと便利なコルの特徴を書きます。

比較的なだらかです

一般的に、コルはなだらかで広いことが多く、そこからピークへ向けて、細く切り立っていくことが多いです。

そのため、コルには小屋やテント場があったりします。

補足
切り立っている場合には、コルではなくキレットと違う言葉で呼ばれる場合もあります。これはまた別の機会に。

風が強いです

高いピークを越えられない風が、低くて通りやすいコルを抜けていきます。

そのため、コルを吹き抜ける風は強いことがあります。

ガスがかかりやすいです

高度が落ちるので、低い雲に覆われた天候の場合、コルだけがガスで真っ白ということが多いです。

低いコルから雲の上に飛び出したときの、思わず笑みがこぼれるような喜びは、登山者ならではでしょう。

また、コルを抜ける風によって、雲がコルを越えていく様子は、自然のスケールの大きさを感じる景色です。

雲が滝のように

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2019年11月18日

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