誰がいつ書いた言葉なの?『越えようか私を変える山ならば』




こんにちは、寝袋!です。

北アルプス立山連峰にドドンとそびえる岩の殿堂剱岳。

その裏側に仙人池ヒュッテという山小屋があります。

かつては名物おばあちゃんが存在感を発揮する小屋でしたが、今は引退されました。

さて、私はそこで、今回ご紹介する言葉と出会ったのです。

仙人池ヒュッテにて

天気の良い日の仙人池の夜は最高です

仙人池ヒュッテは、簡単に行ける山小屋ではありません。

剱岳を横目に剣沢を下っていくか、黒部峡谷を延々と歩いていくか、剱岳を越えていくか?

1日で行くには大変な場所にありますが、剱岳を裏側から望む、いわゆる裏剱(うらつるぎ)を観れるスポットとして人気です。

仙人池に映る裏剱の姿は、昼でも夜でも登山者のハートをがっちりつかみます。

さて、行くのが大変ということは、そこからどこへ進むにしても大変な場所ということでもありますよね。

つまり、場所によっては登頂後の安堵感が漂うような山小屋とは違って、

「明日からまた厳しい道が待っている」

と、みんながどこか緊張感をキープしているという印象なんです。

「越えようか 私を変える 山ならば」

ごはん、いつも贅沢です

そんな山小屋の壁に、無造作に書きなぐったある言葉が貼られています。

『越えようか 私を変える 山ならば』

この言葉、誰が書いたものか、いつかいたものか、どこで作ったものか、わかりません。

小屋番さんに聞けばわかるのでしょうが、知らないほうが「おつ」かなと思っています。

この言葉、あの山小屋の緊張感にピッタリなのもあって、私にはスッと染み込んできました。

「明日はまた厳しいけど、頑張ってやろうじゃないか!」

そんな気持ちにさせてくれる言葉だったんです。

私はすぐに手帳に書き込んだのを覚えています。

どんな山にも

言葉との出会いはそういうふうでしたが、この言葉は、たいへんな思いをする登山のとき、自分に気合を入れる言葉です。

「負けてたまるか! これを越えたらまた自分は強くなれるはず!」

という気持ちにさせてくれます。

登山というもの、山というもの、よく現している言葉だと思いませんか?

『越えようか 私を変える 山ならば』

仙人池ヒュッテの壁の言葉、観に行ったその時、あなたは変わっているでしょう。

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