こんにちは、寝袋!です。
私が好きな山に関する言葉を紹介していますが、今回紹介するのはレゲエ歌手ボブ・マーリーの言葉です。
「ぜんぜんジャンルが違うじゃん」
と思うかもしれません。
でも、レゲエ歌手の感性から生み出されたこの言葉は、山登りにも通じるものがあるのです。
ボブ・マーリーの名言の一つとして有名ですが、登山者には縁遠い言葉なので、ぜひ知って欲しいです。
「山を楽しめる人と、楽しめない人」
私のような凡人が言うと、その程度の表現しかできませんが、彼が言うとこうなるんです。
あなたはどちらの人間ですか?
レゲエ歌手ボブ・マーリーの言葉
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Some people feel the rain. Others just get wet. (Bob Marley)
雨を感じられる人間もいれば、ただ濡れるだけの奴らもいる。
ボブ・マーリーについて
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レゲエの神さま
ボブ・マーリーはジャマイカの音楽(レゲエ)を世界に広げた先駆者です。
1945年生まれですが、36歳という若さでこの世を去りました。
「世界で一番売れた歌手の1人」として有名で、7,500万枚の売上を記録しています。
この言葉との出会い
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私はレゲエ音楽には接する機会がなく、ボブ・マーリーも、
「名前は知ってるけど聴いたことはない」
という感じでした。
しかし、ふとしたきっかけで『ボブ・マーリーのレコード鑑賞会』というイベントに参加してみたのです。
進行役の人が、曲の背景や歌詞の意味などを簡単に解説しながら、初心者向けに紹介してくれました。
私のようなド素人向けのイベントだったのです。
私はこの歌詞を紹介されたとき、
「これは、生活すべてに通じる言葉だ! 山登りにも!」
と一気に好きになってしまったのでした。
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『雨を感じられる人間もいれば、ただ濡れるだけの奴らもいる』
山登りで、同じ日に同じコースを歩いているのに、楽しそうな人とつまらなさそうな人がいます。
みなさんもそういう人たちを両方知ってるはずです。
そりゃー誰だって、山に登るときは天気が良くて景色も抜群な日が好きでしょう。
私もそうです。
でも、仕方がなくその雨の中に飛び出していくと、案外その良さに気づくものなんです。
雨に濡れた花やコケの艶っぽさもそうですし、ブナ林なんかは雨のなか、しかも霧が立ち込めたほうが美しいです。
また、下山後に思い出すとき、案外、辛い雨の日の登山がいい思い出として、いつまでも思い出されるものです。
こういう気持ちで山を歩きたい
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なにも雨とか晴れとかだけではありません。
たとえば、紅葉の時期の山歩きでもよく聞く言葉があります。
「今年の紅葉はイマイチだね」
「あそこのほうがもっとキレイだったよ」
とかですね。
「ベスト」を求める気持ちしかないと、「それ以外」がつまらなくなってしまう。
「去年とは違う、今年の紅葉を楽しむ」
という気持ちを持っている人は、きっと雨でも楽しそうに景色を見れる人。
雨でも風でもガスってても、いつでも山を楽しみたい。
つい、うつむきがちになる自分の顔を上げて、自分に言い聞かせて歩いています。
「自分は今、雨を感じているか?」
とね。