こんにちは、寝袋!です。
以前、ゴアテックスのレインウェアに、穴を開けてしまいました。
藪こぎのときに、木の枝に引っ掛けたのか、刺さったのかしたのだと思います。
心当たりはたくさんあって、いつ、どこでやってしまったか、わかりません。
「高価なゴアテックスのウェアなのに、小さな穴が開いただけで買い替えたくない」
「かんたんに修理できるなら、補修して使いたい」
そう考えた私は、ゴアテックス用のリペアシートを見つけました。
使うのはハサミとアイロンだけ!
あなたの穴が開いたレインウェア、まだ使えます!
ゴアテックスリペアシート
ゴアテックスの修理専用のリペアシートが販売されています。
表生地用のリペアシートもあります。
ゴアテックス生地の修理
まず、レインウェアの生地を説明しますと、表側は強度のあるナイロン素材で出来ています。
そして、その裏地に、ゴアテックスが一体化しているのです。
つまり、防風、防水性能を担うゴアテックス生地を修理するのは「裏側から」ということになります。
レインウェアを裏返して、穴の開いているところを探します。
その穴より大きめに「パーマネントリペアシート」をハサミで切ります。
丸型に切るか、四角くても角は丸めるのがコツです。
カドがあると、そこから剥がれやすくなりますからね。
あとは、日本手拭いなどの当て布をして、アイロンで温めます。
「160℃で約20秒」
と説明書に書いてありますが、私はもう少し長めにやってみました。
あとは、冷めるのを待って、ちゃんと貼り付いているか確認します。
表生地の修理
「表生地は縫ってください」
と書いてありますが、私はナイロン用補修シートを買って、好きな形に切り抜いて貼り付けました。
うまく縫い付ける自信がなかったですし、生地が平面にならないような気がしたからです。
自分が好きな形に切り抜けば、アクセントにもなって愛着わくのでオススメです。
ゴアテックスの穴、修理完了!
ゴアテックスのレインウェアに開いた穴、これで修理完了です。
あらためて必要なものは、
- ゴアテックスの補修用シート
- 表生地の補修用シート
です。
必要な道具は、ハサミとアイロンだけです。
誰でも簡単にできますし、補修した効果は抜群です。
他の場所を補修することはあっても、補修した場所に不具合は何年もありません。
あなたのレインウェア、まだまだ使えますよ!
モンベルの補修用部品
モンベルは、細かい部品の補修用部品を数多く販売してくれていて、助かります。
海外メーカーだと、どこか一つ壊れただけで、補修用の交換部品が手に入らず、とても苦労するときもありますからね。
山道具に限らずですが、自分の手で修理を繰り返した道具は、とても愛着がわきます。
多少古くなっても、機能が劣っても、手放せなくなります。
そういう物と一緒に山を歩くことは、楽しみが増えると思っています。
最後に最近のレインウェアについて一言
話はそれますが、最近のレインウェアについて、一言書かせてください。
最近のレインウェアは、軽量化のために、強度を下げ過ぎだと思います。
「薄くても強度のある生地を使っている」とメーカーは広告しますが、
薄いものは、しょせん薄い
という弱さがあると感じます。
摩擦に強くても、突き刺しには弱いと思うんだけど・・・。
レインウェアで定評あるモンベルですが、ストームクルーザーやレインダンサーぐらいで最低限です。
さらに軽量化したトレントフライヤーなどは、ウルトラライトを指向する経験者向けの仕様となっています。
初心者が、
「お値段高いから、軽いから、良いものに違いない」
と勘違いして買ってしまったら、危ないなと思っています。