こんにちは、寝袋!です。
計画している長期縦走に向けて、準備をしています。
みなさん、テント泊をしているとき、小物の置き場に困ったことありませんか?
テントにはポケットがいくつか付いているものですが、どうしても不足がち。
「もっと小物置き場を増やしたいなあ」
と思ったとしたら、おすすめなのはロフトです。
あるとないとでは、テントで過ごす時間の快適さが段違いです。
私のヒルバーグソウロを例に、ちょっと見てください。
10円玉2枚ほどの重さで、抜群の効果。
ロフトは取り付けもかんたんで、テントがグレードアップしますよ。
目次
テントのロフトとは?
テントは基本的に床に物を広げて、床に寝ます。
じつは、天井の方はデッドスペースなんですよね。
その反面、床は狭くて、荷物と人でゴチャゴチャしてしまいます。
「それなら、天井近くのスペースを利用しようじゃないか!」
というのが、ロフトというオプションアイテムなんです。
メッシュ網を天井近くに張る形状で、ほんの小さなスペースです。
しかし「あるとないとでは大違い!」なんです。
私のテントを例に見てみましょう
私が使っているテントの一つ、ヒルバーグソウロを例に見てみましょう。
壁の一部に、メッシュのポケットが2つ付いています。
これだけでもあると便利(というか「無いと絶対に不便」)です。
メガネやスマホやカメラなど、小物を床に置いていると、ゴソゴソ動いている間に壊す恐れがあります。
狭い空間で身動きしていますから、「つい、うっかり」はどうしてもね。
ソウロの場合、天井にいくつか吊り下げ用のフックが縫い付けられています。
本来、ここに細めのロープを張ったり、カラビナを使って、物を吊り下げるものです。
これが4つ水平にあれば、一番上の写真の様にロフトが付けられます。
ところが、多くのテントはそのようには出来ていません。
ソウロも一直線上に付いているだけですから、ロフトは張りにくいんです。
そういう場合は、私のように2箇所のヒモを結んで連結し、袋状にして吊り下げるのも手です。
やや不格好ですが、これでもとても便利です。
モンベルやファイントラックのように、専用のものがあればベストですが、なかなかないのが現実です。
写真はモンベルのステラリッジに付けていたものを流用していますが、取り付け方はそれぞれ工夫してみてください。
私のロフトの使い方
テントのロフトはいろいろな使い方があるでしょうが、私が便利だと思う使い方を紹介しておきます。
寝るときのメガネ置き場
私はメガネ使用者ですので、寝るときにはメガネやサングラスをどこかに置かなければいけません。
踏みつけないように気をつけるのですが、けっこう危ないシーンも多いです。
そこで、寝るときはメガネをこのロフトに置いておきます。
絶対に踏まないですし、夜暗い中でも場所がわかりやすいので助かってます。
ヘッドライトで上から照らす
モンベルもファイントラックも、白く細かいメッシュです。
ですから、そこにヘッドライトを置いておくと、いい感じにテント全体を照らしてくれるんです。
メッシュのおかげで光がやわらかく、広がるんですよね。
その他電気製品置き場
あとは、カメラやスマホ、GPS端末を置きます。
どれも、踏んだり、床にこぼれた水で濡れたりしないようにしたいので。
あと、私はヘッドライトは腕にグルグル巻きにして寝ますが、ロフトのような決まった場所に置くと、暗い中でも見つけることができますね。
テントにロフトを付けよう!
登山用テントは、軽さ、コンパクトさを重視して作られています。
ですから、あるていど利便性は省略されています。
キャンパーさんだったら、それこそテーブルだなんだで、工夫できますが、登山ではそんなことしてられません。
でも、小さなロフト程度なら、負担にはならないと思いませんか?
そして、「小さいながらも効果は抜群」なんですから、やらない手はないでしょう。
重さはファイントラックのロフトでたったの9g、つまり10円玉2枚です。
私に言わせれば「付けない理由がない」のですが、どうでしょう?
使ったことない人は、便利さに驚きますよ。
テントには必ずロフトを付けるべし!