こんにちは、寝袋!です。
私事ですが、数日間、風邪(インフルエンザ)をこじらせて寝ていました。
久しぶりに39℃を越える熱が出て、数日間、つらい思いをしました。
そんなベッドの中で、思いつきでドライレイヤーを着てみたのです。
少しでも楽になりたいとの一心で、ダメ元のつもりでした。
すると・・・案外いい思いつきだったようです。
登山者が高熱で寝込むとき、ドライレイヤーを着ない手はない!
怪我の功名ではないですが、思わぬ発見でした。
目次
インフルエンザは突然高熱になります
ご存知の通り、インフルエンザは感染力の強いウイルス性感染症です。
高熱や悪寒、筋肉痛や鼻水などが襲ってきます。
私も、
「あ、なんだか体調悪いな・・・」
と思った夜には、すでに39℃を超えていました。
寒気と発汗とのせめぎ合い
部屋を暖かくしていても、ゾクゾクと寒気が襲ってきます。
布団に入っても、なかなか震えがとれません。
それでも我慢してじっとしていると、今度は熱さを感じるようになって、ひどく発汗します。
全身ビッショリになります。
そしてこんどはまた、寒気が襲ってくるので、濡れた肌着を着替えて、汗が冷えるのを防ぐ必要があるのです。
ドライレイヤー着てみました
熱にうなされたからなのかわかりませんが、
「これっていわゆる汗冷えみたいなものだから、ドライレイヤー着てみたらどうだろう?」
と、ふと思ったのです。
楽になれる可能性があるなら、なんでもやってみようと思っていました。
ついでに、ドライレイヤーの上には、ベースレイヤー(パタゴニアキャプリーン)を着込みました。
登山者の知恵と道具で、インフルエンザに対抗してみます。
汗が戻ってこないので、寒気が弱まった
これが結果的には大成功でした。
汗がどんどん出てくるのですが、肌が濡れている感じがしないのです。
そうなると、汗が冷えて体温が奪われないので、ゾクゾクしなくなりました。
肌が濡れないので気持ちもいい
また、肌がサラリとしたままですから、気持ち悪くないのです。
「うおお、汗が出てる出てる!」
と感じつつ、布団の中で身動きしないで我慢していても、不快じゃないので、寝返りや布団を跳ねのけることが減りました。
さらに出てくる汗、汗、汗。
私は子供の頃から、熱が出たら、とにかく汗を出して出しまくれば治ると、言われ続けてきました。
医学的にはどうなのかわかりませんが・・・。
途中で1日、熱が下がった日もあったのですが、たっぷり3日間、高熱と戦い、ようやく今日復活しました。
あらためてドライレイヤーのすごさを実感
今回の感想をまとめます。
あらためて、ドライレイヤーのすごさを実感しました。
登山中にドライレイヤーの性能を実感するのは、
「あれ? そういえば今日は汗冷えしなかったなあ」
という感じです。
汗冷えしなかった⇒効いてるんだな!
という、間接的な実感しかないのですよ。
「このダウン、すごく暖かい!」
などと、直接的にわかるものではないのです。
それが今回、思いもかけず発汗実験のようなことになって、直接的に肌で感じることができました。
ベッドで目を閉じ、じーっと肌に精神を集中しました。
汗が出てきているのを感じ、布団の中が湿気てくるのを、我慢して身動きしないでいるのです。
すると、汗はどんどん出ているのに、肌が不快じゃないのですよ。
肌がサラリと保たれるので、時々我慢できなくて布団を跳ねのけたときでも、汗冷えでゾクゾクしません。
ドライレイヤーってすごい!
登山よりインフルエンザで実感することになろうとは、思いもしませんでした。
登山者の皆さん、ぜひ高熱を出された際には、ドライレイヤー(&ベースレイヤー)をお試しあれ。