こんにちは、寝袋!です。
登山用のヘルメットを探している人に、
ブラックダイヤモンド ベクター
をおすすめします。
私自身、最初に買ったものから今まで、買い替え続けてずっと愛用しています。
初心者から上級者まで、オールマイティな優れもの。
写真で詳しく紹介します。
「登山用ヘルメットって、どれを選べばいいのかわからない」
という人は、ベクターを買っておけば問題なしです。
目次
登山用ヘルメットはどんなもの?
まずは簡単に、登山用ヘルメットの特徴を書いておきます。
軽くて頑丈
長い時間ずっと被るものですから、登山用ヘルメットはとても軽く出来ています。
それでいて、落石や転落などの衝撃から頭部を守るための、十分な頑丈さを備えています。
インモールドタイプが主流です

これがインモールドタイプ
工事現場などで見るヘルメットと違って、「インモールドタイプ」というものが主流です。
衝撃吸収性に優れた発泡素材の外側を、やや硬めの素材で覆ったものです。
自由に整形できるので、通気口が大きく開いています。
自転車用のヘルメットに近い形状です。
ブラックダイヤモンド「ベクター」の詳細
それでは、今回オススメするヘルメットについて、詳しく見ていきましょう。
ブラックダイヤモンドというブランドの「ベクター」というモデルです。
ブラックダイヤモンドは、優れたクライミング用品を幅広く提供していますが、
何よりも信頼性と機能重視
で、ガチな人ほど信頼しているブランドです。
ベクターの位置づけ
名前 | 重さ | 価格 | 評価 |
ハーフドーム | 330g | 7,150円 | 入門用。不足なし |
ベクター | 230g | 11,990円 | 軽量かつ万能 |
ベイパー | 186g | 16,830円 | 超軽量タイプ。ロッククライミング専用 |
一般的な登山で使用する場合、ヘルメットとしての性能を評価するならば、
登山用ヘルメットならばどれでもOK
です。
「剱岳には入門用じゃダメ」なんてことはありません。
「じゃあ、どうしてハーフドームじゃなくてベクターなの?」
と思うでしょうが、ベクターが格好いいからです。
ハーフドームはなんとなく、
- 工事用ヘルメットの雰囲気
- 安物っぽいデザイン
が漂っています。(私感)
登山用の帽子を選ぶときに、デザインを気にするのと一緒です。
4,000円程度しか違わないし、1回買ったら長く使えますから、私ならばベクター一択です。

多少の傷も凹みは無問題。長く使えます。
各部を詳しく写真で紹介

あごひもはワンタッチのバックル
あごひもは、ワンタッチのバックルで止めます。
グローブをしていても、簡単に付け外しできます。

後頭部のサイズ調整部

使いやすい調整機構
後頭部に、サイズ調整用の機構が付いています。
これが、とても使いやすいのです。
- 目一杯緩めておいて頭に被る
- カチカチッとベルトを押し込んでいく
- 最適な場所で止める
という作業になりますが、触ればわかります。
直感的に操作して、ピッタリとフィットさせることができますよ。

薄いクッション付き
発泡素材が頭に直接触れても問題ないのですが、一応薄いクッションが付いています。

マジックテープで固定されています

外して洗えます
クッションは、取り外して洗うことが出来ます。
登山用ヘルメットには、ヘッドライトを固定するためのアタッチメントが付いています。
ヘルメットの上からヘッドライトを付けると、ツルリと滑ってズレてしまうからです。

後部のベルト固定

前部のベルト固定
樹脂製のアームの隙間に、ヘッドライトのベルトを押し込むだけです。
一度付けると、滅多なことでは外れません。

こんな感じ

広い通気孔。かっこいいデザインです
こんな人におすすめ
最初に書きましたが、登山用ヘルメットとして売られているものならば、どれも問題はありません。
初心者から上級者まで、
「このヘルメットじゃ力不足だ!」
などということはないのです。
そして、ブランドに関しても、正直どこのブランドでも大丈夫です。
その中で、私がこのヘルメットを選んだ理由は、
- 格好良いデザイン
- ブラックダイヤモンドというブランドへの信頼感
- シンプルで案外少ない「黒色」のものが気に入った
からです。
あくまでも私感ですが、一番安い初級モデルのヘルメットはどのブランドも「イケてない」と思います。
1回買ったらよほどのことがない限り、長く使えます。
私のオススメとして、
- 軽くて高機能な中級モデル
- 気に入ったデザインとカラーリング
で選べば後悔はしないでしょう。
ブラックダイヤモンドのベクターは、初心者から上級者まで、誰にでも満足できるでしょう。
⇑のようなインナーキャップは、ヘルメットを被るときにとても快適ですよ。