【予防&応急手当】登山中に足がつると大変です【実体験レビュー】




こんにちは、寝袋!です。

登山中に、足が攣(つ)ったことありますか?

太ももやふくらはぎが、突然ビリビリッと痛んで、動かせなくなります。

伸ばしたいけど伸ばせない、あのもどかしさ・痛さ、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

山の上で足が攣ると大変です。怪我につながってしまう場合もあります。

  • 「山で足が攣らないように」
  • 「山で足が攣ってしまったら」

やるべきことを、説明していきたいと思います。

まずは攣らないように、そして、攣っても治せるように!

【予防法】足が攣らないように

じつは「攣りを解消する特効薬」というものがあります。

それはあとで説明しますが、まずは、そんなものにお世話にならずに済むように、つまり、

「足が攣らないように」

するべきでしょう。

トレーニング

「攣り」は、筋肉の能力の限界を越えて、酷使された時に起こります。

それならば、筋肉の能力を伸ばしてやればいい、ということになりますね。

若い登山者や、トレーニングをする時間のある登山者は、ジョギングしたりウォーキングしたり、鍛える方法はたくさんあります。

しかし、高齢の登山者に、ハードなトレーニングは難しいでしょう。

また、時間が取りづらい場合は、意識を高くもっていないと、トレーニングを続けることは、なかなか難しいことですよね。

私も、ついつい怠けてしまいます。

そこで、私が実際にやっている、怠け者向けトレーニングが、

「トイレ入る前にスクワット」

です。私はたったの10回にしていますが、これがなかなかいいですよ。

たかが10回ですが、習慣にしやすいので、なんだかんだで1日に何十回もスクワットすることになります。

我慢できなくて「あっ!」なんて恐れがある場合は、トイレの後でもいいです。

水分と栄養を補給

登山中は、どんどん水分とミネラルが失われていきます。

水分は不足すると自覚できるので、補給しない人はいないと思います。

しかし、ミネラル(塩分)の不足は、なかなか自覚できません。

それこそ、足が攣って初めて気づくのです。

ちゃんと意識して水分を補給すればするほど、ミネラルもどんどん体の外に出ていってしまうんですよね。

苦手でなければ、登山中の飲み物を、ポカリスエットなどのスポーツドリンクにするのが簡単です。

スポーツドリンクはミネラル含んでいますから、水分補給と同時にミネラル補給というわけです。

もしくは、タブレットなどを利用するのもいいでしょう。

最近は夏の猛暑が厳しいおかげで、いろいろな製品が簡単に手に入るようになりました。

【対処法】足が攣ってしまったら

いろいろやったつもりでも、足が攣ってしまうことはあります。

思っていたより、ハード、暑い、体調悪い、そういうことはありますからね。

まずは

荷物を下ろして安静にして、痛みが去るのを待ちましょう。

遅ればせながら、水分とミネラルを補給して、筋肉を動かさないように様子を見ましょう。

余裕があれば、登山道を塞がないように配慮するべきでしょう。

軽いものなら、しばらくするとまた歩けるようになります。

無理は禁物ですが、案外回復する場合も多いです。

最終手段に頼るのは、ほんとうに最後。なるべくなら使わないほうがいいのですから。

最後の手段「芍薬甘草湯」

たとえば、太ももが攣って、力んだ瞬間に今度は反対側も攣ってしまった。

痛みがなくなったので立ち上がろうとしたら、やっぱりまた攣ってしまった。

そんな、どうしようもない場合もあります。

天候によっては、のんびり回復を待つわけにも行かない場合もあるでしょう。

そういう時に一発で解消できるのが、ご存知、

「芍薬甘草湯」

です。

一番有名な「ツムラの68番」と、商品名で呼ばれる場合も多いです。

漢方薬です。サプリメントのようなものではありません。

効き目はすごいです。10分もあれば、

「あれ? 今まで攣ってたっけ?」

というくらい、攣りが消えてしまうのです。

芍薬甘草湯の使い方

どの製品も、一回分の梱包になっています。

開封して、そのまま口に入れ、水などで飲み込みましょう。

これだけでOKです。

万一、効かない場合は、2個めを投入しましょう。

私の経験上、2個投入して効かないということは、今の所ありません。

漢方薬ってすごいですね。

私の経験談

自分

私は今では足が攣ることはないのですが、昔は時々攣っていました。

筋力が不足していたのでしょうし、歩き方も、補給方法も下手だったのでしょう。

一番酷かったのは、登山口までのアプローチの道が自動車冬季通行止めで、そこを自転車で走った時でした。

慣れない自転車を漕いで、重い荷物背負って登っていきました。

ようやく登山口に到着して、自転車を降りようとしたとき、両方の太ももが攣ってしまい、激痛でそのまま倒れてしまいました。

登山とは違う筋肉を、酷使してしまったのだと思います。

両足攣ったまま自転車の下敷きになり、足を曲げることも出来ず、ただただ呻いて痛みが引くのを待ちました。

「登山前に足攣っちゃった」

わけですが、応急手当セットのなかに入っていた芍薬甘草湯を、初めて使ってみたのでした。

5分もかからず治ったので、そのまま登山を続けられました。

同行者

年配の登山者(70代)と同行したときです。

その方はかなりのベテランで、普段はまったく心配ない方だったのですが、その時は体調が悪かったらしいです。

山頂までわずかというところで、太ももが攣って歩けなくなりました。

その方は自分で芍薬甘草湯を持参していたので、一気に2袋飲んで事なきを得ました。

15分ほど滞在していたのですが、運悪くガスと強風にさらされてしまいました。

寒いなかでの待機というのは体温を奪います。

回復を待っている私までが寒さを感じるようになり、

「これ以上かかるようなら、担いで降りるしかない」

と、いよいよ心を決めたのですが、正直、治ってくれて助かりました。

そのあと、残念ですが撤退しました。

芍薬甘草湯の使用上の注意

あくまでも薬です。

予防のために事前に飲んだり、体質改善のために飲むようなものではありません。

起きてしまってからの「対処法」であることをお忘れなく。

最後に

一番大切なことは、足が攣らないように予防することです。

トレーニングしたり、補給方法を工夫したりすることで、かなり防ぐことはできるでしょう。

ただ、それでも攣ってしまう時ってあるのです。

また、自分が大丈夫でも、同行者が不調に陥ってしまうこともあるでしょう。

できれば、薬などに頼らず治ればいいのですが、どうしても駄目な場合はやってきます。

「もしや、ヤバイ薬なんじゃないか?」

と思うくらい、効き目は抜群です。

私は応急手当セットのなかに、2梱包常備するようにしています。

自分自身ももちろんですが、同行者を助けたり迷惑を掛けないように、お互いに気をつけたいものです。

それではみなさん、安全に登山を楽しみましょう。


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