こんにちは、寝袋!です。
山へ行けない日のヒマな時間、ちょっとした空き時間などに、登山かるたを作っていました。
「かるた」というのが正しい表現なのかどうかはわからないのですが、
登山に関する川柳のようなものを、50音表で作ってみよう
と思ったんです。
なにか訴えたいとか、そういう気持ちは一切なく、思いつくままに埋めていきました。
気楽に楽しんでいただけたら
もともと川柳や俳句を作る趣味はなくて、「だいたい575のリズム」くらいしか知識がありません。
季語とかルールがあるのでしょうが、それも無視。
まあ、力を抜いて、読んで楽しんでいただけたらと思っていますが、いくつかは、
「ああ、これわかる!」
と共感してもらえると嬉しいです。
ちなみに作っている自分は、とても楽しかったです。
みなさんもよかったらどうぞ。
あ行
朝起きて 布団出るまで 最難関
行けるか、行きたい、行くしかない!
後ろから 近づく鈴に ペース上げ
エスカレーター 乗るのを許さぬ 自分自身
終わりなし 山を舞台の オレの趣味
か行
家族の顔が 見たくなる 山のひととき
キャンプじゃねえぞ 登山だぞ
クマ怖し 気にする余裕も 今やなし
けっきょくは 体力が一番 物をいう
あったけえ 故郷の山は 特別な山
さ行
先どうぞ 嫌なときでも 礼を言う
下ばかり見ている山登り
涼し気な 沢の誘惑 顔洗い
雪渓に 残る足跡 いつのもの?
装備を軽くし おやつ持つ
た行
ダイエット 下山直後は 痩せていた
地上では 見向きもしない 花探し
妻が知らない この笑顔
天気予報 いくつも見ては 良いの信じる
どうせ一生登るんだもの
な行
仲間とは 山を登った 仲間なり
逃げないと 言うけど逃げる 山遠し
濡れていく 心は逆に 燃えていく
寝る前に 一歩外に出 宇宙知る
登り返しさせるなら下らせるなと思う
は行
早く降りて温泉入りたい
ピチピチウェア 脱ぎにくいったら ありゃしない
振り向けば 派手なおばさん ガールどこ?
ヘリの音 どこに向かうか 思い馳せ
ぼくたちは 本当の絶景を 知っている
ま行
またぐの大好き県境
見るだけで 名前がわかる 登りし山
無理せずに 登れる山は すでになし
面倒くさい それが楽しい 山登り
「もう少し」 信じるも地獄 信じずも地獄
や行
山でだけ にいさんと呼ばれて 若返り
雪融かし 飲みし一杯 夢心地
夜明け見る おっさんの目にも 涙
ら行
雷鳴を 真横で聴いては 手を握り
稜線に 今立つ自分を 誇りたい
ルートそれ 迷子の記憶 母探し
レトルトを 重くて不便と 言う我ら
ロープウェイ 上りに頼むか 下りにするか
わ行
我が脚は偉大なり
んー! さいっこう! 来てよかった!
更新していくかもしれません
とりあえず完成しましたが、良いの思いついたら変えていくかもしれません。
小学生レベル(?)のかるた作りです。
例えばコンクールなどに応募すると、どれももれなく予選落ちというお粗末なものですが、最後まで読んでくださってありがとうございました。