こんにちは、寝袋!です。
登山にデジタル一眼レフを持っていく方法を紹介する3部作の、2回目です。
前回は、どうしてチェストバッグがいいのかと、ロープロのトップローダーを紹介しました。
今回は、
パーゴワークス パスファインダー
です。
次回は比較と使い分けについて書きます。
パーゴワークス・パスファインダーの詳細
パスファインダーには、大きく2つの気室があります。
チャック付きのメイン気室と、フロントポケットです。
フロントポケットの蓋を開けます。
ベルクロで止まっています。
フロントポケットの中は、地図を入れるのに適したクリアポケットと、仕切りで2つに別れた薄いポケットがあります。
キーチェーンが付いています。
たくさんのポケットが付いていたり、キーチェーンが付いていたり、こういう細かい作りがパーゴワークスの特徴ですね。
メイン気室は、黒いネットのポケットが2つ、筒型の仕切り3つ、クリアの小物ポケット、キーチェーンがあります。
本当に細かい作りです。
これを便利と考えるかは、人それぞれでしょう。
シンプルな作りを好む人にとってはマイナスですね。
オリンパスOM-D EM-1に12-100mmを付けたままでも、余裕で入ります。
ただ、他のポケットに物を入れていくと、カメラ自体が埋もれて取り出しにくくなります。
カメラを保護するクッションも薄いので、やや不安です。
私はこのチェストバッグで持って行くカメラは、
- OM-D EM-1に20mm(パナソニック製)
- コンパクトデジカメ
のどちらかにしています。
いつも入れてるものを、実際に収納してみましょう。
カメラ、予備バッテリー、GPS、ミニ三脚、レザーマンナイフ。これに行動食。
地図、手帳、ペン、コンパス。
全部入れてこの薄さに収まるのだからすごいです。
薄いということは、足元を見た時に視界が制限されなくていいのです。
ただし、カメラを保護する性能は低いです。
クッションがほぼありません。
もともとこれはカメラ専用バッグではなくて、パーゴワークスはカメラ専用として「フォーカス」というモデルを作っています。
私がカメラバッグに流用しているだけです。
ショルダーバッグとしても
ショルダーベルトも付属していて、ショルダーバッグとして使うことも出来ます。
テント場から付近を散策する時、山小屋で貴重品を持ち歩くときなどに便利です。
小さな水筒も入るので、ザックをデポして山頂などをピストンする時にも役立ちますね。
ザックへの取り付け方
標準でザック取付用のアタッチメントが付いています。
アタッチメントをザックのショルダーベルトのDリングなどに取り付けておき、ワンタッチで脱着出来るのです。
トリコニ60には適した位置にDリングがないのでステンレスのリングを縫い付けています。
これはとても便利な機能です。
パーゴワークスの製品は細かいところまで気が利いているのです。
次回は2つのチェストバッグの比較、使い分けについて書きます。