こんにちは、寝袋!です。
3月、北海道積丹半島で車中泊旅をしてきました。
積丹半島で車中泊をする場合、まっさきに思い浮かぶのが、余市の道の駅
スペース・アップルよいち
でしょう。
今回は、そこを避けて、違うスポットを探索してきました。
道の駅はどうしても混みますし、もっと静かな場所を見つけたかったのです。
積丹半島で車中泊を検討されている方、ぜひ候補に加えてみてください。
目次
候補① 積丹観光協会
車中泊仲間から、
「積丹で車中泊するなら、いいところあるよ!」
と聞いていた場所が、
積丹観光協会
です。
場所
情報
観光協会の建物の横にある、広い駐車場です。
トイレは夜間も開放されています。(冬季は閉鎖につき注意)
道路を挟んで交番もあるので、いざという時にも安心です。
雷電国道から少し離れていますし、もともと交通量が少ないので、とても静かな環境です。
すぐ近くに、セイコーマート美国店があります。
このあたりは、寿司などの海鮮を食べられるお店が多いので、積丹の海産物を食べてみるのもいいでしょう。
失敗しました
3月上旬のことです。
到着してみると、他に車中泊者はいなくて、
「おっ静かで良い場所だな」
と思いました。
ただ、嫌な予感がして観光協会のドアを開けようとしたら、ロックされていました。
「トイレはどこかから入れるのかな?」
と思いましたが、どこからも入れません。
冬季は夜間閉鎖になるようです。
セイコーマートも23時で閉まるし、トイレ装備のない車中泊の場合は、冬季はご注意を。
候補② セタカムイ道路防災祈念広場
積丹観光協会がダメだったので、仕方なく余市の道の駅まで引き返そうとしていたとき、たまたま見つけました。
駐車場には、他に車数台だけいました。
トイレを確認すると、暖房の効いた大きなトイレが開放されていました。
ここは、1996年の豊浜トンネル崩落事故のために出来た空き地に、作られたようです。
慰霊碑もあるので、
「キャンプや花火で騒がないように」
との注意書きがありました。
釣り人にとっては御用達のスポットらしく、私たち以外はみんな釣り人でした。
とても、静かでいい場所です。
ここで騒ぐような人はいないでしょう。
トンネル内を走行中だった北海道中央バスの積丹町余別発小樽駅前行き路線バス(乗客18名、運転手1名)と、後続の乗用車(1名乗車)、対向の乗用車1台(1名乗車)の計3台が直撃を受け、間一髪で脱出した乗用車運転の女性1名を除き20名全員が死亡した。
また、トイレの建物内には、トンネルの緊急設備の使用法などが説明してありました。
景色もよく、静かで落ち着いた場所ですのでオススメです。
場所
付近の日帰り温泉『日本海ふるびら温泉しおかぜ』
上であげた2つの車中泊スポットに近い、便利な日帰り温泉施設があります。
日本海ふるびら温泉しおかぜ
です。
地元の人しか訪れないような、シンプルな温泉施設です。
週末でもとても空いていました。
日帰り入浴500円です。
場所
積丹の注意点
夏はたくさんの観光客で賑わう積丹半島ですが、冬場はあまり人が訪れない地域です。
コンビニもほとんどなく、公衆トイレも軒並み冬季閉鎖です。
神威岬、積丹岬などの観光地も、トイレはすべて閉鎖です。
正直、かなり困りました。
オフシーズンの積丹半島の観光は、そのあたりを頭に入れて楽しまれるといいでしょう。