こんにちは、寝袋！です。
アブやスズメバチを近づけない対策として、「おにやんま君」がアウトドアで活躍しています。
もう使ったことのある人も多いのではないでしょうか？
「効果がある」「いや、ない」
意見が分かれるところではあるのですが、私は「あり」と感じているので愛用させてもらっています。
時々思うのですが、
「おにやんま君の効果がない」
と思っている人の中には、偽物を使って評価している人も多いのではないか？ということです。
私、本物と偽物両方持っていますので、その違いを詳しく紹介したいと思います。
おにやんま君の本物と偽物、どこが違うのか？
そして、
ココが違うから偽物はダメなんだ！
というお話です。
これから買う人は気をつけて。そしてて手元にあるのが偽物だったら、本物試してみてください。
目次
おにやんま君の本物・偽物
おにやんま君と非おにやんま君
おにやんま君は、アブやスズメバチが近寄って来ないようにするため、アウトドアで重宝されています。
「アブやスズメバチを捕食する最強の存在がオニヤンマ」
という事実を活かして作られたアイデア商品です。
ところが、おにやんま君がバカ売れしたのを知って、他社が偽物を売り始めました。
下で詳しく比較するので見てほしいのですが、見た目は偽物もそこそこイイから間違えてしまいます。
まずは偽物と本物の違いを比べてみましょう。
偽物を詳しく見てみよう
これ、偽物のおにやんま君です
最初に偽物のおにやんま君を、詳しく見てください。
偽物は数多くあるので、これは1つの例です。
リアルな羽。でも偽物。
羽には細かくスジが印刷されていて、本物の羽根に似せてあります。
けっこうリアルです。
その他の部分も･･･
頭部も良く出来てる。でも偽物。
脚も再現されています。でも偽物。
尻尾には凹凸が再現されています。でも偽物。
頭も羽根も脚も尻尾も、本物のオニヤンマに似ている感じがしますね。
次に本物のおにやんま君を見てみましょう。
本物を詳しく見てみよう
これが本物のおにやんま君
本物のおにやんま君、パッと見てどうでしょうか？
「あれ？偽物のほうがオニヤンマっぽくね？」
そう感じた人も多いのでは？
いかにも作り物の頭部。でも本物。
ちゃちな羽根。でも本物。
脚なんてない。でも本物。
尻尾もシンプル。でも本物。
全体の印象だけではなく、頭部も、尻尾も脚も羽根も、どこをとっても偽物よりシンプルで安っぽいです。
「これ、絶対偽物のほうが効果あるでしょ？」
「あ、自分のも超リアルだ」
そう思ったあなた、実はそうじゃないんです。
おにやんま君は本物だから効果があるのであって、偽物は効果がありません。
重要！アブはオニヤンマをどこで見分けているか？
おにやんま君のすごいところは、
「人間から見てオニヤンマに見えないけど、アブから見てオニヤンマに見える」
ように作られていることなのです。
言い換えれば、偽物は、
「人間からはオニヤンマに見えるけど、アブからはオニヤンマに見えない」
ということなのです。
大切なのは目の輝き！
ギラリと光る2つの複眼
アブはオニヤンマをどこで認識しているかというと、じつは「目」らしいのです。
２つ並んだギラリと光る複眼。
アブはそれを目印にしてオニヤンマを察知しているので、それ以外は省略化して最低限になっているのです。
にせもの君、あなた目が死んでるね
魚のルアーと同じ
魚のルアーってありますよね。
金属片にギラギラとした塗装を施して、それが水中の中で動くことで、まるで小魚の鱗のように見え、大きな魚を釣り上げる道具です。
ルアーは人間の目にはまったく魚に見えません。
が、魚には魚に見えているわけです。
「ルアーはいかに鱗のように光を反射させて魚をだますか？」
そこが勝負というわけです。（動きとか目の模様とかも関係ありますが）
そもそも、おにやんま君は、
- 渓流釣りの釣り人のために
- ルアーを作っている会社が作った
という経緯があるらしいです。
もう一度見てください。本物のおにやんま君の目、本物っぽいギラツキだと思いません？
北海道では牛馬牧場で
ちなみに私の住む北海道では、牛や馬の牧場でも使われています。
おにやんま君を付けた個体と、付けていない個体で、アブの被害に差が出たという実験結果から、とても重宝されています。
だから北海道のホームセンターではいつも売り切れ状態なんですよね。
偽物にご注意。
人間の目で考えちゃダメですよ～
ここでずっと「偽物」と書いてきましたが、もしかすると偽物の中にも真面目に研究、製造されている物があるかもしれません。
でも、おにやんま君を研究開発し、生み出したアイデアに敬意をこめて、おにやんま君を本物、それ以外は偽物と呼ばせてもらいます。
おにやんま君の効果を噂で知り、これから買おうと思っている人は、間違えないでください。
また、手元に偽物があって「効果がない」と感じている人は、ぜひ本物を使ってみてはいかがでしょう？
偽物のほうが人間にはリアルで、本物っぽく見えます。
だからこそ、注意が必要なのです。
