こんにちは、寝袋!です。
本州から北海道へ登山に来られた方が、戸惑う『違い』があります。
本州とは違う独立した島、北方の大地だからでしょう。
登山口までのアプローチ、水について、案内の少なさなど、いろいろ注意しなければいけません。
その1つが、携帯電波についてです。
「え?こんなメジャーな山なのに携帯通じないの?」
という所も多いのです。
事前に詳しく調べることが出来ますので、頭において登山を楽しんでください。
携帯会社ごとの調べ方も、詳しく解説します。
北海道では本州ほど電波がありません
みなさん御存知の通り、北海道は大自然が多く残る土地です。
そのぶん魅力的な山々が多いのですが、反面、下界とは隔離された世界ですので、よりいっそう注意が必要です。
「まさかこんな山で携帯通じないなんて、考えもしなかった」
となってからでは、遅いですから。
テレビの登山番組などで、
「必ず携帯電話を持って、いざというときに救助を呼べるように」
と注意が呼びかけられますが、
「携帯あっても役に立たない山も多いけどね」
と、北海道の登山者は思っています。
山が「深い」から
北海道の山の特徴の1つに、
高くはないけど深い
ことがあげられます。
本州の山は高さはありますが、登山口と市街地の距離が近く、視界も開けています。
それに比べて、北海道の山は、
- 市街地から登山口への距離が長く
- 登山口から山頂へも長く視界が開けていない
のです。
そんな深~いところへ行きますから、携帯電波も届きにくいのです。
電波が通じる地点を把握しておくこと
たとえば、旭岳(大雪山)や十勝岳のような超メジャーな百名山は、登山道から山頂まで電波は全域通じます。
しかし、同じ百名山でも、トムラウシ山になると、
通じる場所と通じない場所に分けられる
のです。
会社によっても違いますし、地形に大きく左右されてしまいます。
会社によって、山によって、
「登山口以外はまったく電波がなかった」
「携帯電話は時計とカメラ代わり」
という可能性もあります。
ですから、北海道の山、とくにメジャーではない山に登るときは、
事前にどこで携帯電話が使えるかを調べておく
ことが、いざというときのために必要なんです。
調べる方法
携帯電話会社は、それぞれのHPで『登山道での電波状況』を公表しています。
単純に「◯◯山はOK」というものではなくて、登山道の部分ごとに、詳しく知ることが出来ます。
北海道の山々もちゃんとカバーされています。
会社別に、詳しく調べ方を書いてありますので、下の記事を読んでください。
こちらで詳しく書いてありますので、どうぞ御覧ください。
先にも書きましたが、北海道の山は本州よりも
「電波が届かない場所が広い」
ので、しっかりと事前に調査して、登山を楽しんでください。