こんにちは、寝袋!です。
「ガスバーナー持ってきたんですけど、そもそもこれ、どうやって使うんですか?」
そう言って、ガスバーナーとガスを両手で差し出されることがあります。
「おいおい、お店で買うときに教えてもらってよ!」
と思いますが、あまりに基本的すぎて聞き辛いのは、初心者あるあるです。
そういえば、入門書などを見ても、基本中の基本の使い方は書いていないかもしれません。
案外あたりまえのことって抜けてしまうんですよね。
ガスバーナーの使い方の基本、小学生でもわかるように解説します!
目次
ガスバーナーの取り付け方

ガスカートリッジとガスバーナー
最初に、ここではガスバーナーと書いていますが、ガスストーブとも呼びます。
どっちでも好きな方でどうぞ。間違いではありません。
私が愛用しているプリムスのP-153ウルトラバーナーを例にしますが、基本的にどのバーナーでも同じですよ。

ガスカートリッジの口はネジが切ってあります

バーナーをそのネジに差し込みます

くるくる回してねじ込みます

ネジが回らなくなるまで(ストッパーで勝手に止まります)

ゴトク(鍋をのせるところ)を開きます

しっかり開きましょう(4本なら90°、3本なら120°)

ゴトクのアームを伸ばします
これでガスバーナーの取り付けが終了です!
着火・消火の仕方

着火ボタンは無いものもあります
次に着火と消火の手順を説明します。
着火方法

ガス調整つまみを時計回しに回します
ガス調整つまみを、時計回しに回すと、ガスがシューーッという音を立てて出てきます。
最初は、音が聞こえ始めるくらいの弱さで着火してみましょう。

着火ボタンを押すと点火します
ガスを出しっぱなしで、放置しないようにしましょう。

最初は弱くスタートして

着火してから強くしていきます
これで着火完了です!

着火装置が付いていない場合はライター必須です
着火装置が付いていないものもありますが、そのときはガスを出してからライターで着火しましょう。
忘れ物に注意です。
消火方法

消火する方法は、ガス調整つまみを反時計回しに回す
消火する時は、ガスを弱くしていって、ガスを遮断すると消えます。
間違っても、吹き消したりしないようにしましょう。
ちょっとした注意点
鍋を落とさないように
基本的には、ガスバーナーを着火してから、鍋やフライパンをのせましょう。
逆にすると、着火したり火力調整をするときに、うっかり鍋を落としたりすることがありますので。
「まさかそんなことは・・・」
と思うでしょうが、「危険を1%でも小さくする」という考えは、登山の上達には欠かせません。
うっかりをしない人が登山上手です。
取り外しは熱に注意

しばらくは熱いままです
使い終わってガスバーナーをしまうとき、バーナーが熱くないか注意して触ってください。
こういうオプションもありますよ

あると安定感が全然違います
ガスカートリッジの下に付ける、折りたたみの台座があります。

足を開いて

ガスカートリッジのメーカー、大小に関係なく使えます
テントの中も外も、凹凸や傾きがあります。
万が一、お湯をこぼしたら大変ですので、こういうアイテムを使うといいですよ。
イワタニのP-153ウルトラバーナーは、軽くて風につよく、初心者から上級者までずっと使える万能バーナーです。
くわしくはこちらもどうぞ。
強風下でも使えるアウトドア最強のライターがあると、何かと便利です。
100円ライターじゃ着かないとき、あるんですよね。
ガスバーナーを使うと、山での楽しみが一気に増えます。
お湯を沸かして暖かい飲み物や食べ物、最高ですよ!
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