こんにちは、寝袋!です。
私は登山にベルモント社製の
ニューコンパクトスティック
を愛用しています。
しかし、じつはこの製品には重大な欠点があったので、おすすめできませんでした。
ところが、最近、この箸の欠点を改良した
フィールドスティック
という製品が発売されたのです。
「登山やキャンプでも、箸は木じゃなくちゃ嫌だ!」
そういう人は、これ、おすすめですよ。
ニューコンパクトスティックの特徴
登山用の箸は、各社から様々なものが発売されています。
その中で、この「ニューコンパクトスティック」の最大の特徴は、先半分が
天然木で出来ている
ということです。
樹脂製やチタン製の製品が多い中、これだけでこの箸を選びました。
やはり箸は木製がいい!
外食した時に樹脂製の箸を出されただけで、美味しさが半減するような気がします。
口に触れたときの感触が悪いですし、山では、アルミやチタンの食器に箸の先が触れたときの
あのカチャカチャいう金属音
が耳触りなのです。
山でも、箸は木製のものを使いたかったのです。
コンパクトになるし、軽いし、とても使いやすかったです。
- 材質:箸/18-8ステンレス、真鍮純金鍍金、天然木ウレタン抗菌塗装、ケース/ポリプロピレン
- サイズ:最伸寸法/200㎜、仕舞寸法/120㎜
- 重量:約16g
- 本体価格:¥2,000
ニューコンパクトスティックの欠点
ところが、ニューコンパクトスティックには欠点がありました。
使い始めてしばらくは問題ないのですが、
どんどん木が痩せてくる
のです。
天然木が痩せて、ステンレスは当然変化なし。
ということは、そう、
固定力が弱くなっていく
ということです。
お行儀よく食べているぶんには問題ないのですが、突っついたり刺したりしようとすると、
スルッ
と箸が短くなってしまうのです。
テントで何度、
「ノーーーッ!」
と、声が出たことか。
新登場フィールドスティック
おそらく、私と同じように思っていた人が多かったに違いありません。
とうとうベルモント社も改良に乗り出してくれました。
なぜか名前も変わってしまいましたが、値段は変わりません。
完全上位互換です。
- 材質:18-8ステンレス、天然木(ウレタン抗菌加工)、ポリプロピレン
- サイズ:全長約220㎜、収納時:約125㎜
- 重量:約18g
- 本体価格:¥2,000(税抜)
パッと見は同じように見えますが、木製の部分とステンレスの部分が別パーツです。
木製の部分を引っ張り出して、ステンレスの部分にねじ込む方式になっているのです。
そう、それでいい! これでベスト!
私はお金がないものを大切にするので、まだ使えるうちは買い替えはしません。
ですが、これから登山用の箸を買おうという人には、ぜひオススメしたいアイテムとなりました。
一つしか無かった欠点が改良されたのですから、使わなくてもわかります。
山の上でも、ちゃんとした天然木の箸を使いたくありませんか?
ショボい食事を、少しは豊かに。
美味しいものを食べるのではなく、ものを美味しく食べる。
そういう人におすすめしたい箸です。
山のカトラリー、こちらもどうぞ。