こんにちは、寝袋!です。
北海道は島なので、
「北海道の山を登りに行きたいけど、登山道具などは飛行機で大丈夫?」
とか、
「飛行機のチケットはどこが安いの?」
など、本州での登山とは違った悩みがでてきます。
不安な人、知りたい人のために、
北海道登山ならではの飛行機事情
をまとめてみました。
- 飛行機チケットを安く予約する方法
- 登山道具についての注意点
です。
目次
北海道の空港について
北海道は広いですから、じつは、定期便のある空港だけでも12空港あります。
空港名 | 路線 | 便数(日) | |
道央 | 新千歳 | 国内26空港(道内6空港) | 150便以上 |
丘珠 | 利尻、釧路、函館、三沢、富士山静岡、松本 | 13便 | |
道南 | 函館 | 羽田、成田、中部、伊丹、千歳、丘珠、奥尻 | 14便 |
奥尻 | 函館 | 1便 | |
道北 | 旭川 | 羽田、中部、関西 | 9便 |
稚内 | 羽田、千歳 | 4便 | |
利尻 | 新千歳、丘珠 | 2便 | |
道東 | 帯広 | 羽田 | 7便 |
釧路 | 羽田、新千歳、丘珠、関西 | 14便 | |
女満別 | 羽田、新千歳、名古屋、伊丹、関西 | 15便 | |
中標津 | 羽田、新千歳 | 4便 | |
紋別 | 羽田 | 1便 |
(2019年現在。夏季のみの運行など、路線・便数は変わります。)
飛行機で預けることも出来ない登山道具
まず一番注意していただきたいのが、
飛行機に預けることも出来ず、持ち込みも出来ない登山道具
です。
空港に持っていってしまった時点で、破棄またはロッカー行きという、悲しい運命になってしまいます。
当然、登山計画にも大きな狂いが出てしまいますね。
飛行機で運べない登山道具 |
ガス缶、固形燃料、アルコール燃料、クマ撃退スプレー |
機内持ち込み出来ない登山道具
次に注意が必要なのが、
飛行機の中に手荷物として持ち込みできないもの
です。
これらは預け荷物として変更すれば大丈夫ですが、フライトまで時間に余裕がないと困ったことになります。
あらかじめ、荷物として預けておきましょう。
機内持ち込み出来ない登山道具 |
登山ナイフ、ストック、三脚、テントのペグ、ピッケル、ハンマー、アイゼン |
(縮めた状態で60cm以下の三脚は大丈夫です)
私の経験上、ストックとテントペグは、グレーゾーンです。
「先端が尖っていて凶器になる」
と判断するかどうか、じつは、空港ごとに微妙に判断が分かれるのです。
「あそこでは大丈夫だったのに、おかしいじゃないか!」
などと、ゴネても無駄です。
確実なのは、預けることです。
時間がない・荷物を預けたくない場合、ありますよね?
その場合、60cm以上のストックでも、大丈夫な方法があります。
こちらで詳しく書いています。
持ち込みでしか運べない登山道具
意外と知られていませんが、持ち込みでしか運べないものというのがあります。
持ち込みでしか運べない登山道具 |
ライター(1人1個)、スポーツ用エアゾルスプレー |
ガスやクマ撃退スプレーはどうすれば?
それでは、飛行機で運べない登山道具は、じっさいどうすればいいのでしょうか?
2つの方法が考えられます。
現地の店で買う
ガス缶
北海道入りしたあと、現地の登山用品店などで購入しましょう。
ガス缶は、登山者の事情を考慮して、空港内の売店で購入出来るところがあります。
事前に登山用品店を調べておいて、時間があれば立ち寄るのも方法です。
クマ撃退スプレー
クマ撃退スプレーは、登山用品店にしかおいてありません。
あらかじめ登山用品店を調べておいて、在庫を確保しておくのが確実です。
宿泊施設に送りつける
どこか登山口付近で前泊する場合は、その宿泊施設に送りつけておく方法があります。
ただし、ガス缶やクマ撃退スプレーは、場所によっては飛行機で送れないので、陸上輸送になり時間がかかります。
日数に余裕をもって送りましょう。
また、通信販売を利用して、送り先を宿泊施設に指定するという方法もあります。
これは、送料の無駄がなくなるので、オススメな方法です。
案外多い失敗
「飛行機で登山しに行く」ということに慣れていないために、ついウッカリやってしまうミスもあります。
運転免許証
山登りのことばっかり考えていて、運転免許証を忘れてレンタカー借りれなかったというミス、じつはけっこうあるんですよ。
山登りなので、財布もいつもと違ったりして、案外気づかないものなんです。
運転免許証、保険証は、ちゃんと山用の財布に入れ直しましょう。
登山靴
これも多いミスです。
飛行機には軽い運動靴で乗ってしまって、かんじんの登山靴がどこにもない!
これは車で移動するときもありがちなミスですが、北海道まで遠征してやりたくないですね。
飛行機チケットを安く予約する方法
飛行機のチケットは、電車のキップとちがって、
「どこで、どのように買うか」
によって、価格がぜんぜん違う、やっかいなものです。
大手航空会社と格安航空会社(LCC)との違いもあれば、同じ会社なのに窓口によって価格が違います。
同じサービスなら、少しでも安く飛行機の予約をしたいのは、誰でも同じです。
そういうとき役立つのが、比較予約サイトです。
出発地、行き先、日程を入力するだけで
たくさんの航空会社、たくさんの窓口を比較してくれて、安いものから順番に表示してくれるサイトです。
飛行機のチケットを予約するなら、
などがいいでしょう。
予約も簡単ですし、比較予約サイトは本当に便利になりました。
こちらでは、北海道登山でのレンタカーのことも説明しています。あわせてどうぞ。
最後に
北海道は、時間とお金をかけても登るべき、素晴らしい山々がたくさんあります。
本州の山にはない雄大さ、手付かずの自然を楽しんでいただきたいと思います。
飛行機で登山にしくるのは、なにかと面倒なこともありますが、それ以上の感動を味わってもらえると思います。
北海道で待っています。