こんにちは、寝袋!です。
「デジタル一眼レフを登山に持って行く方法」
について紹介する3回目です。
これまで下の2つの記事で、私が使っている
- ロープロ(lowepro)・トップローダー
- パーゴワークス(paago works)・パスファインダー
の2つのカメラバッグについて書いてきました。
今回はその2つのカメラバッグの違い、使い分けについて書いていきます。
2つの違いをまとめる
私が使用して感じた、2つのチェストバッグの違いをまとめてみました。
ロープロ・トップローダー | パーゴ・パスファインダー | |
ザック取り付け方法 | 工夫が必要 | アタッチメント付属 |
カメラ保護クッション | 重厚 | ほぼなし |
ポケット | 少ない | 多い(多すぎ?) |
大きなレンズ | ○ | △ |
サブザックとして | △(水筒スペースなし) | ○ |
私の使い分け
以上をふまえて、私なりの使い分けを紹介します。
パーゴ・パスファインダーのクッション性では不安ですし、他の小物を入れるとカメラと干渉してしまいます
カメラが小さい場合は、他の小物類がたくさん入れられるパスファインダーが圧勝。
1日中ザックを下ろす必要がないほど、行動中に必要なものはほとんど収まってくれます。
そう、結局、
大きなレンズ(私の場合は12-100f4の便利ズーム)を持っていくかどうかで変わる
のです。
そして、そのレンズを持っていくかどうかの分かれ目は、私の場合、
「望遠で撮りたいものがあるかどうか」
です。望遠で撮るものというと、私の場合は鳥とか動物だけ。
雷鳥とかナキウサギとか、そういう獲物が期待できる山域にだけ、ロープロで行くということになります。
それだけ、
パスファインダーの利便性はすごい
のです。
ちなみに・・・
それでは、パーゴワークスが販売している大型カメラ専用のチェストバッグ「フォーカス」はどうなのでしょうか?
これだけ利便性の高いものを作るメーカーだから、さぞ、いいものに違いありません。
しかし、わざわざ買い足すほどの違いは、私には見つけられませんでした。
レビューを見て、それから店頭でも手にとって確認しました。
カメラを守るためにクッション性を持たせると、かなりスペース的には限られます。
大きなカメラをしっかり保護して、しかも収納も多いというのは、無理があるようです。
チェストバッグを初めて買うのならば、フォーカスという選択肢もいいかもしれません。
長々と3つの記事に分けて書いてきました。
私はチェストバッグと出会ってから、登山で写真を撮る枚数がとても増えました。
山で写真を撮ることを楽しんでいる人は多いと思うので、少しでも参考になれば嬉しいです。
いつでもどこでもサッとカメラを取り出して、山での撮影、楽しんでください。