どうしてリングワンダリングしてしまうのか?【目隠し実験してみた】




こんにちは、寝袋!です。

みなさん、リングワンダリングって経験したことありますか?

視界が奪われた時に、真っすぐ進んでいるつもりなのに曲がってしまって、

いつの間にやら、円を描いてグルグルしてる

という、あれです。

私はまだ経験したことはないのですが、

「どうしてそんなことになってしまうの?」

と、不思議に思ったので、ちょっと実験してみました。

リングワンダリングとは

wikiより
リングワンダリング(英: ring wandering )またはリングワンデルング(独: Ringwanderung)。

輪形彷徨(りんけいほうこう)、環形彷徨(かんけいほうこう)は、人が方向感覚を失い、無意識の内に円を描くように同一地点を彷徨い歩く事を言う。

ランドマークが無いなど目的物が目に見えない時、視界を奪われた時、方向感官を地理的条件以外で失った時、この現象は加速される。

私は勘違いしてました

実は私、今回調べるまで「リングワンリング」と読んでいました。

wikiが正しいとすると、英語とドイツ語の読みが、混ざってしまっています。

リングワンダリング=視界が奪われる+歩行が曲がる

リングワンダリングは、

  1. 視界が奪われて方向感覚がなくなる
  2. まっすぐ歩けずに曲がる

ことがかさなって、起きてしまうようです。

では、それぞれの原因を考えてみます。

視界が奪われる原因

登山していて、視界が奪われる原因を考えてみました。

  1. 吹雪
  2. メガネの紛失故障
  3. 目の負傷
  4. 広い樹林帯

以上でしょうか?

霧が出てもルートが見えていれば問題ないが

雪と霧で真っ白な広い台地。慎重に。

霧や闇などに襲われても、ルートや踏み跡が見えていれば、迷う危険は少ないと思います。

ルートが見えない場合、例えば「雪原で霧」とか「雪原で吹雪」となると、慎重な行動が求められるでしょう。

歩行が曲がる原因

でも、

「真っ直ぐ歩くなんて、子供でも出来るわ!」

と思いませんか? 私もそう思っていました。

ところが、

  1. 利き足の違い
  2. 体のバランスの曲がり
  3. ケガ
  4. 歩き方の癖

で、案外まっすぐ歩けないものなのです。

そしてさらに深みにはまる

視界を奪われて歩いていて、リングワンダリングに陥ったとします。

すると、一周して前方に自分の足跡(トレース)を見つけるかもしれません。

「よしっ、あとはこのトレースをたどれば大丈夫だ!」

と、まさかそれが自分の足跡とは思わず、安心してグルグル回ることになるのです。

私は冬山で、先行者のアイゼンやスノーシューの形を、確認するようにしています。

でも、自分の足跡って、知らない人が多くないですか?

実証実験の方法

ちょうど手頃な雪原を見つけたので、実験してみました。

吹雪のときにやりたくないので、

実験方法
場所:ほぼ平らな雪原(畑)

積雪:5cm~20cm

帽子を下ろして視界をなくし、まっすぐ歩いてみる。

振り返ってトレースを撮影する。

という方法で、擬似的に視界のない状況を作り出しました。

積雪した畑

実験結果

それでは、実験結果をみてみましょう。

1回目

目を開けてビックリしました!

え? こんなに右に曲がってるの?

信じられないので2回目。

2回目

やや慎重になったのか、1回目よりはまっすぐに見えます。

しかし、ゆるやかに右に曲がって歩いて来ているのがわかると思います。

もう一度やってみます。

3回目

おっと、3回目は、また大きく曲がってしまいました。

やっぱり右に曲がってきています。

3回のトレースを比較してみると、違いがわかると思うので見てください。

1回目と3回目は、じつはやや積雪の多いところを通過しています。

歩いていても、何回かズボッと深くハマりました。

そういう時に、一気に方向感覚が奪われるようです。

山ではこれに傾斜が加わったり、多少の登り下りが加わってくるでしょう。

そうすると・・・考えただけでゾッとしました。

念の為、4回目に目を開けて、目標が見える状態で歩いてみました。

4回目。視界あり。

多少ぶれながらではありますが、小刻みに修正して、だいたい真っ直ぐに歩けたようです。

やはり視界のあるなしって、大きな違いなんですね。

私はどうやら、

右へ曲がって歩いてしまう癖

があることがわかりました。

最後に

コンパスは必携

実験前は自信があったのですが、無残にも砕け散ってしまいました。

私は「真っ直ぐ歩けない人間」だったのか!

私は、必ずGPS端末でログを記録しつつ、コンパスと地図も併用しています。

幸運にも、リングワンダリングの経験はありません。

しかし、なんらかの原因でそれらが失われた時、私はリングワンダリングしてしまうでしょう。

過去、何度か吹雪で視界がない状態になり、ゾッとした瞬間がありました。

ほんの少し先に、遭難は迫っていたのかもしれません。

それではみなさん、安全に登山を楽しみましょう。お互いに。

 






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