こんにちは、寝袋!です。
「ファスナーが固くて動かない!」
「動くけどスムーズじゃない。前はもっと軽かったのに!」
という経験、ありませんか?
ホコリや汚れが原因のときもあれば、青サビが付いて固い場合もあります。
とにかく、ファスナーが固くてスムーズじゃないのは、
イラッ
としますよね。
そういうときに、
サッとかければ一発でファスナーがスムーズになる
魔法のスプレーをご紹介しましょう。
この記事は登山者向けに書いていますが、もちろん日常生活でも大丈夫です。
「こんなに簡単に、古いファスナーが直るのか!」
と驚くと思います。
ファスナーが原因で悩んでいる人、その悩みは「さようなら」です。
目次
ファスナーが動きづらい!
ファスナーは、いろいろなところに使われています。
だからこそ、動きが固くなってしまったファスナーというのは厄介です。
あんなにスムーズだったファスナーが、
「ぬおおおおーー」
と力を入れないと動かない。
また動いても、ギギッギギッという感じで気分が悪い。
衣服やバッグなど、大切なものなのに愛着も薄れてしまいそうです。
登山ではとくに
登山ではとくに、汚れや濡れなどハードな環境で使いますから、ファスナーも傷みやすいです。
ザックのポケット、スパッツなどは、とくに汚れますよね。
これが動きづらいと困るんですよね。
「あれ、うごかない。このままじゃスパッツ脱げない!」
「ザックのポケットから小物を出したら、閉められなくなっちゃった!」
と焦るときがあります。
そんなときは、このスプレーをかけると一発で直せます。
ファスナー復活「シリコーンスプレー」
シリコーンスプレーって?
シリコーンスプレーは、ホームセンターでも売っている身近なものです。
いわゆる「潤滑油」なのですが、ふつうの潤滑油と違って、
- 樹脂を傷めない
- 油っぽくなくギロギロしない
- 乾いた後はサラサラ
という特徴があります。
普通の潤滑油(例えばCRC5-56など)ですと、ファスナーを手で触るたびに、
「うわっ、手がベトつく!」
となってしまいます。
シリコーンスプレーは、
油で滑るのではなく、滑るコーティングをする
ものです。
使い方アドバイス
使い方は簡単です。
ただ、適当にスプレーするだけ!
最初のうちはややベタつきますが、乾くとサラサラですし、効果は持続しています。
止水ジッパー(水が入りにくくなったもの)の場合は、裏側からかけるのがいいでしょう。
あとはとくに注意点はありません。
予防にもOKです
登山の場合、わざわざザックの中に持っていくことはありません。
「登山前やシーズン前に、シュッと一吹き」しておけば、ファスナーが固くなるのを防げます。
効果が長いので予防にも最適なんです。
他にも色々使えますよ!
シリコーンスプレーは、数百円で買えるお手軽なものですが、じつはファスナー以外にもいろいろ使えます。
家にあると、本当に便利なものです。
例えば私の場合は、
- スコップにスプレーしておくと、雪がくっつかない
- 登山ストックの固着防止
- シートベルトをスムーズに
- 鍵穴をスムーズに
- 食器棚の扉(引き戸)のレールがひっかかる
というときによく使います。
つまり、
滑らせたいものなら幅広くOK
というわけです。
購入時の注意点
そうそう、ひとつ注意点があります。
シリコーンスプレーには、石油溶剤が入ったタイプと、無溶剤タイプがあります。
万能的に使えるのは、無溶剤タイプです。
石油溶剤が入ったものは、樹脂などを傷める可能性がありますので。
登山者もそうでない人も、1本常備していくと、気づくと思います。
「これ、滑らせたいもの、何にでも使えるな!」
どうぞ、なんにでもシュッとして、滑らせまくってください。