こんにちは、寝袋!です。
登山やキャンプで使うガスカートリッジですが、飛行機に載せることが出来ません。
手荷物でも、預けることも不可能です。
そのため、北海道へ登山しに来る道外の人が、
「あの山に登るんだけど、どこでガスを手に入れればいいんだろう?」
と困る場合が多いのです。
そこで、
- 登る山ごとに便利なオススメ入手箇所
- 売り切れなどを回避する確実な方法
について説明します。
目次
ガスは絶対に飛行機に持ち込めません
ガスカートリッジは、絶対に飛行機に持ち込めません。
手荷物、預け荷物、どちらでも不可能です。
くわしくは、まずこちらをお読みください。
【山別・空港別】おすすめ入手箇所
日本百名山を中心に、メジャーな山をあげてみました。
北海道全域をカバーしていますので、登りたい山がリストにない場合でも、近くのお店が見つかると思います。
また、主要な空港付近で、入手可能なお店もオススメしてあります。
こちらでは、道外の人が迷わないように、
- なるべく遠回りせず
- わかりやすく
- 登山口に近い
- 品揃えが多い
という視点で、数を絞ってまとめてみました。
山・空港 | 店名 | 住所 | TEL |
利尻岳 | ライフショップふくおか | 利尻郡利尻富士町鴛泊栄町 | 0163-82-1050 |
佐藤スポーツ | 利尻郡利尻富士町鴛泊本町 | 0163-82-2321 | |
旭岳 | 旭岳ロープウェー駅売店 | 上川郡東川町旭岳温泉 | 0166-68-9114 |
モンベル大雪ひがしかわ店 | 上川郡東川町東町1丁目2-2 | 0166-82-6120 | |
黒岳 | 層雲峡黒岳ロープウェー駅 | 上川郡上川町層雲峡 | 01658-5-3031 |
十勝岳 | ホーマック富良野店 | 富良野市新富町2番14号 | 0167-39-1080 |
トムラウシ山 | ホーマック西帯広店 | 帯広市西23条南3丁目62番地2 | 0155-37-8161 |
幌尻岳 | モンベル苫小牧店 | 苫小牧市柳町3-1-20 イオンモール苫小牧1階 | 0144-52-5101 |
樽前山 | |||
羅臼岳(羅臼) | 村田スポーツ | 目梨郡羅臼町富士見町7 | 0153-87-2245 |
斜里岳、羅臼岳(岩尾別) | モンベルオホーツク小清水店 | 斜里郡小清水町浜小清水474-7 | 0152-67-7062 |
坂本ホーマ 斜里店 | 斜里郡斜里町青葉町33-2 | 0152-23-6001 | |
雌阿寒岳 | ニッポンレンタカー 釧路空港前営業所 |
釧路市鶴丘2 | 0154-57-3871 |
後方羊蹄山 | NACニセコ アドベンチャーセンター |
虻田郡倶知安町字山田179番地53 | 0136-23-2093 |
千歳空港 | スノウショップ出発店 | 千歳市美々 ターミナルビル | 0123-46-2023 |
モンベル苫小牧店 | 苫小牧市柳町3-1-20 イオンモール苫小牧1階 | 0144-52-5101 | |
帯広空港 | ニッポンレンタカー 帯広空港前営業所 |
帯広市泉町西10線中8番30号 | 0155-64-5065 |
旭川空港 | 旭川空港到着ターミナル総合案内 | 上川郡東神楽町東2線16号98番地 | 0166-83-3716 |
札幌市 | 秀岳荘白石店 | 札幌市白石区本通1丁目南2-14 | 011-860-1111 |
取り扱いのガスの容量、メーカーについては、事前に電話で確認してください。
また、在庫の確保をお願いしておくのが、よろしいかと思います。
確実に簡単に入手する方法
ただし、北海道に入ってからガスカートリッジを入手しようとすると、いくつか問題点があります。
- 北海道は広くて、寄り道が数十kmになることも。「最寄り」と言っても近くない場合も多いです。
- メーカーや容量がすべて揃っているとはかぎりません。
- 早く登山口に行きたいのに、時間がもったいない。
そこで、私がおすすめするのは、次の方法です。
- 自分が望むガスカートリッジを
- 必要な数だけ
- 確実に手に入れられる
ので、便利です。
その方法とは、前泊の宿泊施設、レンタカー会社、配送業者のセンター留め、のいずれかで、
事前に送りつけて預かってもらう
のです。
もちろん、事前に連絡をして、了解をとっておいく必要はありますが、これが間違いないでしょう。
ガスカートリッジは、自分で購入して送ってもいいですし、通信販売で購入し、送り先を現地にしておくことも出来ます。
ガスを現地に送る場合の注意点
いくつか注意点がありますので、登山計画に支障ないように注意してください。
運送時間の確認【陸送で時間がかかります】
ヤマト運輸などの運送会社に依頼する場合、到着時間を確認しましょう。
本来飛行機で運ぶものが、トラックや列車を使って運ぶことになると、通常より日数がかかります。
また、地域によってはもともと陸送しているので、変わらない場合もあります。(例:北陸→北海道など)
「早めに送って(注文して)現地で保管」
の心構えが必要ですよ。
センター留めは日数制限に注意
しかし、早ければ早いほどいいというわけではありません。
宿泊施設にも迷惑がかかりますので、確認とお願いが必要です。
また、センター留めで送付する場合、預かりの日数制限にも注意です。
例えば、クロネコヤマトのセンター留めは、
到着日を含む7日間まで
というルールがあります。
送付する際は、
「何日に到着して、何日まで預かってもらえるのか?」
を、はっきりと確認しましょう。
聞けばちゃんと教えてくれますよ。
宿泊施設のほうが便利な場合
近くでガスの入手が困難な山もあります。
例えば、上の表で言えば、
幌尻岳、トムラウシ山、雌阿寒岳
などです。
これらの山は、ガス入手可能のお店が遠いので、場合によってはかなりの遠回りになってしまいます。
その場合、前泊の宿泊施設への送付を中心に、考えたほうがいいでしょう。
トムラウシ山→東大雪荘
幌尻岳→平取町・新冠町の宿泊施設
固形燃料も同じです
固形燃料を使われる場合、基本的にはガスと同じ扱いです。
とくに、固形燃料は入手可能な場所が限られますので、注意してください。