こんにちは、寝袋!です。
登山を始めると、かならず、
「体や衣類を濡らしちゃダメ」
と注意されます。
まあ、濡れて嬉しい人間はいないでしょうから、みなさん素直に納得して、
「わかりました!」
と、レイヤリングとか、速乾素材とか、歩き方とかを学ぼうとします。
でも、
「そもそも、どうして濡れちゃダメなの?」
「濡れると、どうして寒いの?」
と、一歩突っ込んで、小学生のような純粋な質問をされると、私のような学のない人間は困ってしまいます。
「えっと、たしか水のほうが空気より、熱がどうのこうの・・・」
上手く説明できません。
そこで私は、バカでもわかるように、というか、バカでも説明できるように、このように言っています。
熱伝導率? 気化熱?

いや、たぶん、なんとなくは分かっているんですよ。
水のほうが空気より熱を伝えやすいとか、水は気化する時に熱を奪っていくとか、それくらいは。
100点満点は取れないけど、60点くらいは取れそうな自信はあります。
でも、そんな科学的な理由を知っていたって、わかりにくいですし、回り道です。
ずばりこういうことでしょ?

バカな私は、いつもこう答えます。
「30℃の部屋は寒くないけど、30℃の風呂に入ったら寒いでしょ?」
「水ってそういうものなのよ」
「わかったら、濡れないようにちゃんとして下さいね」
どうでしょうか。私はわかりやすいと思っているのですが。
そして、濡れたらいかにダメか、誰でも直感的にわかる説明だと思っているのですが。
みなさん、難しい理論は横において、とにかく登山では決して体や衣類を濡らさないようにしましょう。
登山の基本中の基本、そして同時に、永遠の課題かもしれませんね。
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