こんにちは、寝袋!です。
登山を始めたばかりの初心者にとって、山の上で火を使うことに「憧れ」ありますよね。
自分はオニギリとペットボトルのお茶。
その横でお湯をわかしてラーメン作ったり、珈琲をいれたりする人をみると、
「いいなあ、自分もやりたいなあ」
と思いませんか?
私はそうでした。
まあ、そんな難しいことではありません。
お湯を沸かすことが出来れば、登山の世界が広がります。
ガスストーブを準備すれば、誰でも山の上の料理長です。
目次
登山で使う燃料
火を使うには燃料が必要ですが、登山では、
- ガス
- ガソリン
- 固形燃料
を使います。
しかし、初心者はもちろん、ほとんどすべての人が、ガスだけを使います。
初心者はガス一択!
初心者は、迷うことなくガスを使いましょう。
安全で、使いやすく、手に入りやすい、ベストな燃料です。
ガスストーブの構造
一般的なガスストーブの構造です。
各モデルによって、大きさ、形状は違いますが、基本は変わりません。
五徳 | 鍋などを載せるところです。3~4本で、多いほうが安定します。 |
風防 | 風のなかでも炎を安定させるために、風よけになっています。 |
点火装置 | 付いているものと付いていないものがあります。ボタンを押すと着火します。 |
バーナーヘッド | 炎が出るところ。 |
火力調整つまみ | ガスの噴出量を変えて、細かく火力を調整するつまみ。 |
ガスカートリッジ | ガスが入っているタンクです。通称、OD(アウトドア)缶と呼びます。 |
おすすめガスストーブ
ガスストーブは、年々改良が進むようなものではなく、長い間、同じモデルが販売されています。
ここでオススメする2つのモデル、両方とも使っていますが、10年は楽に越えてます。
いったい、いつから売ってるのでしょう? さっと調べたかぎり、わかりませんでした。
まあ、それだけ、この2つは超定番で安心なのです。
新しいモデルが出ても、ずっと使われ続けているんです。
プリムス ウルトラバーナーP-153
あえて弱点を挙げるなら、風にやや弱いことでしょうか。
ガスストーブ全般の問題なんですが。
私はこれを一番オススメします。
SOTO ウインドマスターSODー310
その名の通り、風に対して消えにくいという特徴があります。
このモデルは、標準では五徳が3本なんですが、小さくて使いづらく、ほぼ、4本五徳を別途購入する必要があります。
最初から4本五徳で売ってくれれば無駄がないのに・・・と思います。
ガスカートリッジの種類
一般的なイワタニプリムス社の、ガスカートリッジのラインナップを、表にしました。
110、250、500というのは目安で、大体の重さを表しています。
通常の登山ではノーマルガスで十分ですが、冬山など低温下では、ハイパワーガスを使いましょう。
まずは、ノーマルガスの250を買って使ってください。
容量 | 110 | 250 | 500 |
ノーマルガス | なし | ||
ハイパワーガス |
あると便利なもの
ガスカートリッジの下に取り付けて、転倒しにくくします。
どのメーカーのどの大きさでも対応しています。
低温時など、点火装置が働かないときがあります。
そこで、なんらかの着火方法を準備しておくと安心です。
アウトドア最強ライターです。
最後に
まずは、山頂でお湯を沸かして、温かい飲み物を作ってみるところから初めてみてください。
疲れた体に染み渡る、あの美味しさを、ぜひ味わってほしいです。
きっとそれから、
「今度はカップラーメン!」
「ウインナーでも焼いてみる?」
と、楽しみが広がっていくでしょう。
ガスストーブ1つで、一気に世界が広がりますよ!
山頂の素晴らしい景色、コーヒータイムに最高なんです!