こんにちは、寝袋!です。
私は、たくさんの登山者と出会う機会に恵まれています。
普通の人は山で出会うだけですが、ペンションに訪れる登山者とも出会いますので、おそらくかなり多いほうかと思います。
これまでその中から、
「これは面白かった!」
「この人は忘れられない!」
という人を紹介して記事にしてきました。
そこで今回、それらの記事をまとめた「目次のようなまとめページ」を作ってみました。
「やっぱり山っていいよね!」
そう思えるような、楽しい登山者がいっぱいです。
気楽に読んでいただいて、あなたの山での出会いに想いをはせてはいかがでしょう?
目次
- 1 山へ電気ひげ剃りを持っていく人
- 2 「山が大嫌い」と嘆く登山者
- 3 雨の日の登山が辛すぎて「カッパを捨てる」と騒いでた人
- 4 すぐに米が炊ける私の鍋に驚く古き登山者
- 5 超のつく汚い帽子を拾ってしまった登山者
- 6 アンパンだけで縦走する人「もしかして天才?」
- 7 ご老人のグループに入れてもらう若者登山者のはなし
- 8 2人で寝袋を3つ持ってきた登山者夫婦
- 9 死んだ息子さんの弔いに毎年登る母親登山者
- 10 初めて山小屋に泊まる女の子に癒やされたこと
- 11 いつも富山県側に下山してしまう人
- 12 盗難事件のあった山小屋へ募金するためだけに登る人
- 13 筑波山で動けないのに救助要請出来なかった人
- 14 山への距離も大切にする登山者
- 15 まだまだ追加していきます
- 16 こういう本も楽しいですよ
山へ電気ひげ剃りを持っていく人
「縦走行く時には、ヒゲが伸びるから絶対に電気ひげ剃りを持っていかなくちゃ!」
という年配の登山者と出会いました。
「こんな人もいるんだなあ」
と思っていたら・・・北アルプスのある山小屋で、私は電気ひげ剃りの音を聴くことになったのでした。
「山が大嫌い」と嘆く登山者
登山の休憩で出会った人は、
「私、登山なんて嫌いなんです」
と話していました。
では、この人はどうして山に登っているのでしょう?
びっくりするような回答に、失礼ながら笑ってしまいました。
雨の日の登山が辛すぎて「カッパを捨てる」と騒いでた人
あまりに雨運が悪く、いつも雨の日ばかり登っている登山者。
その人が、とうとう怒り出して、大声で宣言しました。
「私、カッパ捨てる! そうすれば絶対に雨の日に登らないで済む!」
すぐに米が炊ける私の鍋に驚く古き登山者
ある山小屋でご飯の支度をしていると、1人のベテラン登山者に質問されました。
「その、すぐに米が炊ける鍋、いったい何ですか?」
私が使っていたのは、ふつうのアルミ鍋です。
どうしてこの人はそう思ってしまったのでしょう?
超のつく汚い帽子を拾ってしまった登山者
私のペンションから登山へ出かけた人が、下山途中に『超汚い帽子』を拾ってしまいました。
先に下山した人の物なのは、見覚えがあって間違いがありません。
知らぬ顔で下山するか? それとも拾って帰ってあげるか?
悩んだその人は・・・。
結果、私が巻き込まれることになったのです。
アンパンだけで縦走する人「もしかして天才?」
アンパンって山では美味しいですし、優れたカロリー源として昔から有名です。
でも、私が出会ったその人は・・・
「縦走中、食事も行動食もすべてアンパンのみ」
という奇想天外な人でした。
理由を聞くと、じつは理論的な考えがあったのです。
ご老人のグループに入れてもらう若者登山者のはなし
登山は年齢に関係なく楽しめる趣味ですが、たいていは各年代ごとに固まるものです。
私の出会った若者は、なんと高齢者しかいないグループをいくつも掛け持ちして参加しているという、変わった人でした。
その人は、
「メリットしか感じません」
と、笑って説明してくれました。
2人で寝袋を3つ持ってきた登山者夫婦
山小屋で出会ったご夫婦が、なんと2人で3つの寝袋を持ってきてしまったと言います。
最初は笑い話でしたが、そのうち雲行きが怪しくなって・・・
同宿した私もとんだトバッチリを。
死んだ息子さんの弔いに毎年登る母親登山者
登山で出会った人を「がんばって!」と励ますことはよくある風景です。
ところが、このときばかりは、励ましたことが恥ずかしくなった苦い思い出です。
15年以上たっても、まだ後悔しています。
初めて山小屋に泊まる女の子に癒やされたこと
初めて山小屋に泊まることにした女の子2人組、本当に楽しそうに過ごしていました。
何もかもが楽しそうで、こちらも初心を思い出せそうでした。
いつも富山県側に下山してしまう人
登山計画や登山ルートを考えるのも楽しみのひとつです。
その人は、いつも、ついつい、富山県側の下山を目指して計画してしまうそうです。
トレランで鍛えた体力を活かし、大変な計画を実現するそのパワーの源は?
盗難事件のあった山小屋へ募金するためだけに登る人
協力金が盗難された無人の山小屋へ、山に興味ないのに行こうとしている人がいました。
その人は、そこまで行って募金したいと言います。
ただ募金するだけではない、その人の思いとは?
筑波山で動けないのに救助要請出来なかった人
筑波山に登った人が、動けなくなってしまいました。
周囲には人もたくさんいましたし、携帯電話ももちろん使えます。
それでも救助要請出来ず自力下山した理由とは?
山への距離も大切にする登山者
飛行機とレンタカーが安くて速いけど、あえて自分の車で山へ登りにいくひと。
苦労してたどり着いた登山口は、きっと一味違う。
まだまだ追加していきます
登山での楽しみっていろいろあります。
風景や花や達成感、山そのものからもらうものもたくさん有ります。
でも、山で出会う、自分と同じような人間の個性も、山の魅力の一つだと思っています。
私が出会った人を紹介することで、登山により魅力を感じてもらえたら、嬉しいなと思っております。
これからも随時、追加していきます。